セクシュアルマイノリティ・同性愛/ゲイライフ

大切な人たちがこれ以上命を落とさないように…(5ページ目)

東日本大震災から1年の3月11日、同性愛者向けの24時間無料電話相談「よりそいホットライン」が開設されました。これ以上、大切な人たちが命を落とすことのないように…という祈りを込めて、今回はゲイの「うつ」や自殺の問題についてお伝えいたします。

後藤 純一

執筆者:後藤 純一

同性愛ガイド

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じゅんとあさこの「お気に召すまま」

 

第68回 寄る年波

(※今回の原稿は約3週間前に書いたものです。タイムラグによる違和感があるかもしれませんが…なnご了承ください)

職場でインフルエンザで倒れる人が続出しています。僕は花粉症対策も含めてずっとマスクをしていることもあり、風邪もひかずにすんでいるのですが、今週末はダンナが風邪で倒れました(幸い、インフルエンザではありませんでした)
本当は今週末はいろんなお店の周年パーティがあり、顔を出すべきだったのですが、家にいて、ご飯を食べさせたり、看病をしていました(お店の方たち、ごめんなさい!)

そんななか、土日にずっと家にいるのもあれなので、僕はかねてからダンナに「行きなよ」と言われていた眼鏡屋に行きました。というのも、校正の仕事を始めて1年余り、てきめんに視力が落ち(もともと1.5だった視力が0.3に…)、道で友達とすれ違っても気づかなかったり、映画の字幕が見えなくなったりと、さまざま不都合が生じてきたのです。
しかし、問題はそれだけではありませんでした。眼鏡屋で視力検査を受けてみると、なんと老眼も入っているというのです。日頃「ぜんぜん老けないね~」とか「30代前半かと思ってました」などと言われて気をよくしている僕も、老眼宣告にはさすがにへこみました…。(家に帰ってからその話をダンナにすると、「しょうがないよね、年だもの」と相田みつをのようなことを言われて終了)
とりあえず、これからは眼鏡っ子(子じゃないよね~)の仲間入りを果たしますので、よろしくお願いします。(プロフ写真も変えるべき?)

ダンナも白髪とかスゴいし(あんなところの毛も白かったり)、ますます無理もきかなくなるだろうし、ちょっとずつ年を実感していくんだろうなあと思いますが、お互いに支えあい、いたわりあって、これからもやっていこうと思います。
あ、そう言えば、先日、厄開けのお礼参りということで、近所の神社にお参りに行ってきました。お札もちゃんと書いてもらって(最初に行ったときは「純子」となっていて笑いましたが)、清々しい気持ちで神社を後にしました。もうすぐ3.11から1周年を迎えるわけですが、当日はまた神社でお祈りしようかと思っています。

3.11と言えば、ダンナといっしょに「被災地に礼服を届けるプロジェクト」に協力したり、原発都民投票の署名をしたりと、できる範囲でできることをやっていますが、昨夜、たまたま見たTV番組には、二人とも感動しました。自らも津波に襲われながらドイツ人の家族を救った人、さらに彼らを無事に本国に送り届けるために尽力した人たち、あたたかく食事などを提供した夫婦などが紹介され、ドイツで「日本人は素晴らしい」と反響を呼んでいるというものでした。
僕らもいつ被災者になるかわからない(東京で巨大な地震が起こる可能性が高い)と言われる今日この頃ですが、何かあってもダンナが助けに来てくれると信じてるし(あ、僕ももちろん助けに行きます…体力のある限り)、悔いなく一日一日を大切に生きたいとも思っています。
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