DTM・デジタルレコーディング/レコーディング・制作ノウハウ

DTMもブラウザ上で実現できる時代に進化する!?(2ページ目)

DTMをするにはDAWやソフトシンセ、エフェクトなどをソフトをインストールして使うのが当たり前ですが、インストール不要でブラウザ上でURLを開けばすぐに使えるサービスが誕生しているのをご存知ですか?

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

日本にもあった、トンでもないDAW、WebGroove

WebGroove

歌もうたえるWebGroove

Audio Saunaで驚いている場合ではありませんでした。日本にもすごいものがいっぱいあります。ボコーダーのVocoveeなど優秀なプラグインをいろいろ開発しているg200kさんが、すごいページを作っていました。

WebGrooveというのがそれ。HTML5+Javascriptで作られているという関係上、現在のところFireFox、Chrome、特定バージョンのMac版Safariでしか動作しないという制限はあるようですが、まずは、以下のページにアクセスしてみてください。
http://www.g200kg.com/jp/docs/webgroove/index.html

単に画像が表示されているだけでは……、なんて思ったら大間違い。画面下のほうにあるMixer部分にある「Play Seq」をクリックしてみてください。いきなり音楽が流れてきます。が、これ、MP3を流しているわけではありません。ここに表示されているシーケンサが動いているんです。

しかも、歌声まで出ていますよね。このWebGrooveは4つのモノフォニックシンセ+リズム音源+歌声合成という構造のDAW。この画面で、自分で入力してパターンを作っていくことができるのです。ローマ字で文字入力すれば歌ってくれますし!

さらにそのパターンを一番上にあるシーケンスのところで並べていけばしっかりとした楽曲に仕上げることができるわけです。これはなかなかスゴイです。

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