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東京都の子ども医療費助成を比較!2012(3ページ目)

自治体による子育て支援の目玉政策とも言える子どもの医療費助成制度の最新内容を調査しました。東京都23区26市5町の2012年2月現在の内容です。引越シーズンを前に各自治体の助成内容を確認しておきましょう!

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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多摩地区等の子ども医療費助成は都の制度に準拠

今度住むならどこが良いかな

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23区に続いて多摩地区の26市3町と伊豆諸島の大島町、八丈町のマル乳とマル子も調べてみました。マル乳については、前々回調査の段階で既に26市5町全てで健康保険の自己負担分を全額助成する内容になっています。マル子については、多くの市町が入院は自己負担額を全額助成(入院時食事療養標準負担額は除く)、通院は自己負担額から通院1回につき200円(上限額)を控除した額を助成する内容になっています。

26市5町で助成内容の違いが表れているのは、主に「入院時の食事療養標準負担額も助成の対象にしているか」「所得制限を設けているか」「200円(上限)の一部負担金が必要か」の3点になります。

■入院時の食事標準負担額(食事代)も助成する市町は?
国立市武蔵村山市のみで、東久留米市は0歳児のみ助成対象となっています。顔ぶれは2008年から変わっていません。国分寺市瑞穂町はHPに記載がなく、他の市町は全て自己負担となっています。

■所得制限を設けていない市町は?
小学校就学までのマル乳については三鷹市大島町八丈町のみ所得制限があり、他の市町はありません。三鷹市は0歳児のみ所得制限がなく、1歳から所得制限がありますが、平成24年10月からは所得制限がなくなる予定です。

マル子については、逆に多くの市町で所得制限があります。所得制限がないのは、武蔵野市西東京市青梅市福生市羽村市日の出町奥多摩町の7市町で、他は所得制限があります。府中市はHP上での記載が見つけられませんでした。

■一部負担金(マル子)のない市町は?
マル乳は全て自己負担なしですが、マル子でも200円(上限)の一部負担金なしで自己負担分を助成するのは、武蔵野市、府中市、日の出町、奥多摩町、大島町、八丈町の6市町です。他は全て一部負担金があります。

他の下記の市町は全て「入院時の食事標準負担額(食事代)は自己負担」「マル子の所得制限有り」「マル子で一部負担金200円(上限)有り」です。
八王子市 立川市 昭島市 調布市 町田市 小金井市 日野市 狛江市 東大和市 多摩市 稲城市 小平市 東村山市 清瀬市 あきる野市  

>>最後に次のページで日の出町の魅力的な福祉政策についてお伝えします。
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