おまけ連載: 第67回 恥の多い生涯
今年のバレンタインはそんな感動もどこ吹く風(人間失格)、近所のコンビニでタバコと翌朝用の朝食を買うついでに「チョコでもやるか」と、そんなていたらくでした(非道い)。でも、夜遅くに帰ってきたダンナは、仕事で疲れてるだろうに、今年もきちんとプレゼント用に包装されたチョコをプレゼントしてくれたのです…。僕はまたしても敗北感を覚えました(あさこ、恐ろしい子…)
さて、今年は本当に雪がよく降りますね。昨日(17日)も夜になってかなり激しく降ってきたのですが、初めて行った出向先の隣りのシマの女性が「よかったら使って」と言って、折りたたみ傘を貸してくれました(しかもヴィヴィアン・ウェストウッド。やだ、ゲイってバレてる?)。そんな、人の思いやりのありがたみに寒さも忘れてしまうような、あたたかい日でした。
今日(18日)は昨夜の雪がうそのように青空が広がり、洗濯機を2回まわしたり、ダンナといっしょに自転車に乗って近所にランチを食べに行ったりして、とても幸せな気持ちです(洗濯でアドレナリンが出る自分って本当に奥様体質ね、と思いながら)。いつものイタリアン(マスターが熊系)は混んでて入れなかったので、「ブロードウェイバーガー食べたいね」と、ひさしぶりに駅前のマックに行ったのですが、隣の隣の席に座っていたイカニモ系の方がどうも見覚えがあり…「はっ」と思い出したのですが、さすがにその場ではマズいと思い、家に帰ってからダンナにカミングアウトしました…
今から12~13年前、私がしげちゃん(前のパートナー)と新高円寺のマンションに住んでいた頃のことでございます(『大奥』口調で)。私は出会い系掲示板で知り合った殿方と逢引きの約束をかわし、部屋に殿方を連れ込み、事をいたしておったのでございます。そこへ、予想よりも早くしげちゃんが帰ってきまして、あられもない姿であんなことやこんなことをしていた殿方は慌てふためき、そそくさと帰り支度を始めました。現場を目撃したしげちゃんは何を驚くこともなく平然とした様子だったのですが、殿方は「すみません、すみません」と平謝り。そして帰り際、しげちゃんはにこやかな笑顔で「また来てくださいね」
これを聞いてダンナは爆笑(内心、あきれてたかもしれませんが)。「あの人はたぶん近所に住んでるんだね~」と、半ば「友達になれたらいいね」的な口調でした。僕はとりあえず、今度お会いする機会があれば、あの時のことをお詫びしつつ(たぶん覚えてないと思いますが…)、お酒の一杯でもごちそうしたいと思っています(いい迷惑?)
それから、しげちゃん(169*65、アラフィフ、南国系の濃い顔、趣味:クラシック鑑賞、映画、美術、読書、水泳)は現在、絶賛彼氏募集中です。僕も紹介したりしてるのですが、なかなか恋にまでは発展せず…。40代以下でシュッとした感じの方、興味があればご連絡ください☆