輸入車/注目の輸入車試乗レポート

あのエクスプローラーが「2.0L」で走るのか?

昨年登場した新型エクスプローラーに、2.0Lの「エコブースト」が加わった。低慣性ターボや直噴・高圧縮技術などによりパワーと燃費向上を実現した意欲作だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

新型エクスプローラーの本命!?

フロントマスク

全長5020×全幅2000×全高1805mmの巨体は、狭い住宅街では取り回しに気を使うのは確か。逆に室内は余裕の広さだ


日本ではアメリカンSUVの代表格として、すっかりお馴染みのフォード・エクスプローラー。昨年9月に登場した新型はモダンな雰囲気が漂う内・外装が与えられ、ボディもモノコックになり、トラック系SUVから完全に脱却した。今どきのSUVにふさわしい、新世代SUVに生まれ変わった4代目エクスプローラーを象徴するモデルが、2月25日から発売される2WDのエクスプローラーXLTエコブーストだ。

SUVに限らないが、アメ車といえばV8エンジンの豪快な加速と野太いエンジン音こそが魅力という人も多いはず。しかし、昨年のフルモデルチェンジでは直噴の3.5LのV6エンジンへ以降し、V8は姿を消してしまった。

ターボとはいえ、2.0Lエンジンで巨体は「走るのか?」

2.0Lエコブーストエンジン

2.0Lながらターボにより243ps/366Nmという十分なスペックを誇る。とくに最大トルクはV6エンジンを上まわる力強さだ


今回登場したエクスプローラーXLTエコブーストが積むのは、2.0Lの直列4気筒インタークーラーターボ。ダウンサイジングやエコというキーワードが当たり前の今では、なるほどと納得できる反面、2.0Lで2トンを軽く超える巨体が「走るのか?」という興味は尽きない。また、主題である燃費向上も額面どおりの実力を備えているのかも気になるところだ。

なおこの2.0Lエンジンは、直噴とターボ過給により旧型エクスプローラーよりも30psアップしながら燃費は25%も改善しているという。

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