彩りも味もサービスも美しい「ヴィノ・クチーナ」

ドメーヌ ミエ・イケノと提携し、ワインリゾート宣言をしたリゾナーレ八ヶ岳のメインダイニング「OTTO SETTE(オット セッテ)」。「OTTO(=8)」は八ヶ岳、「SETTE(=7)」は7人の達人生産者を表しており、八ヶ岳の豊かな恵みと7人の達人生産者に支えられた高原のイタリア料理レストランだ。ここでは、ドメーヌ ミエ・イケノのほか、日本産ワインとともに美しい料理が楽しめるスペシャルコースが「Vino e Cucina(ヴィノ・クチーナ)」が用意されている。

コースの内容は以下。

Vino e Cucina(ヴィノ・クチーナ)
お料理8品とワイン合計6杯(6種)が楽しめる
ワインとのマリアージュを楽しむための新メニュー


前菜

ヴィノ・クチーナの前菜、彩の9種が並ぶ

Stuzzichino
香りと共に楽しむ前菜 パッパ・コル・ポモドーロ
(×キザン・スパークリング トラディショナル・ブリュット)

Antipasto
地元素材をふんだんに使った前菜 9種盛り合わせで
(×甲州きいろ香 2010)

Secondo antipasto
山梨産茜鱒と八ヶ岳山麓玉子の瞬間スモーク
(×セミヨン 2009)

Pasta fresco
長野県産小麦“華梓”と甲州信玄豚とカブのキタッラ
(×ミエ・イケノ シャルドネ 2009)
シャルドネ

豚と蕪のキタッラに、ミエ・イケノのシャルドネ。香ばしいフレーヴァーにパスタとロースト豚肉の香ばしさがきれいなハーモニー

Pesce
八ヶ岳安山岩を使った天然真鯛の香草蒸し焼き
甲州ワインのクリームソース
(×アルガブランカ・ピッパ 2007)

Carne
甲州牛の炭火焼 ドメーヌ ミエ・イケノから採れたワインソース
田舎白州米のリゾット添え
(×ミエ・イケノ ピノ・ノワール 2009)
ピノノワール

甲州牛の炭火焼のやさしい味わいに、ピノ・ノワールのやさしさが同調。キャンバスのように美しいお皿だ

Primo dolce Dolce
信州産ルバーブのグラニテ 信濃ワイン赤の輝石のジュレ

プチフール

メニューには載っていない最後のプチフール。本格的なフルコースだ

ワイナリーで剪定された葡萄の枝を瞬間スモークし香りを添えたり、ワインの澱を使ったソースを使用したり、ワインリゾートならではの料理法が楽しめるのがなにより魅力。

また、すべての料理とワインが、丁寧なサービスで提供される。勉強熱心なソムリエに日本産ワインの質問をするのも楽しい。新鮮な高原野菜や地元産の魚や肉が、美しい彩をもって饗され、目も舌も体も満足!


ブルゴーニュピノに小淵沢のテロワールの「雫」がプラス

テイスティング

ヴィノ・クチーナを体験するのはこの日初めてとおっしゃる池野さん。テイスティングは真剣

この日は、エノローグの池野美映さんにお話をうかがいながらという贅沢な“メーカーズランチ”になった。

世界中の栽培者が「ピノ・ノワールは大変だ」というが、池野さんは「だけど、それがおもしろい」という。そう、ピノの魅力にハマッた人はやはりみな同じことを付け加える。

「メルローは長男、シャルドネは長女、ピノは次男って感じかな」という池野さんはぶどうたちのお母さんだ。

しかし、造り手とご一緒という付加価値をのぞいてもこのピノはすばらしい。淡く優しく、繊細でナチュラルで、透明感があり若いながら深い旨みもあり、それでいてちょっぴりやんちゃな味わい。

ブルゴーニュのピノに、数滴、小淵沢のテロワールがプラスされていると言えばいいだろうか。これが「ドメーヌ ミエ・イケノ ピノノワール2009」の個性だと思う。なにか、池野さんをそのままワインにしたような感じがして、ちょっと驚く。造り手とワインは似るものだと実感。

優しい口あたりの中にも樽香がしっかりと感じられるシャルドネは、いま少し熟成させたい味わい。両方ともこの先が楽しみだけど、初リリースは両品種あわせて800本のみ。熟成させて残すならかなりのお宝になる。