スキンケア/乾燥・かさつきケア

私の肌を格上げするマスクお手入れ

肌の集中ケアに欠かせないマスク。ここ最近、主流のシートタイプに加え、形状や使い方の異なるアイテムが続々登場。定番マスクの愛され続ける秘密もご紹介します。

佐治 真澄

執筆者:佐治 真澄

スキンケアガイド

カラカラ乾燥状態は肌にも悪条件 

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乾燥が続くとメイクのノリが悪くなることも

まだまだ寒い日が続く毎日、肌にとっては過酷な季節です。特に今シーズンは、乾燥注意報が連日発令するほどのカラカラ状態。いつも通りにお手入れしていても、なんだか肌がカサつくなんてことはありませんか? 乾燥で悲鳴をあげる肌を、一転、潤いのあるモチモチ肌にするなら“マスクでお手入れ”がおすすめです。

 

シートマスクだけじゃない、進化するマスク 

近年、マスクといえばシートタイプが主流でしたが、最近では形状の異なるマスクも続々登場。ジェルやムースタイプをはじめ、注目成分が配合されたものなど、食指を動かされるものばかり。使い方にも工夫が凝らされ、拭き取りや洗い流し、中にはプレスインするものなどもあり進化が感じられます。

 



デトックスも保湿もどちらも欲しいなら「セラムマスク」 

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セラムマスクでデトックス

ディオール
カプチュール トータル ワン エッセンシャル マスク
50ml/1万2075円

カプチュール シリーズの代表格でもあるワン エッセンシャルの威力を凝縮したのがこの「ワン エッセンシャル マスク」。

ワン エッセンシャルの10倍のデトクシニルを配合。肌に蓄積した毒素を浄化する働きを担うプロテアソームを活性化します。10分塗布するだけで、ワン エッセンシャル1本分に相当する美容効果が得られます。

まず薄いピンク色をしたジェルを顔全体に塗ります。この時、肌が見えなくなるくらい塗るのがポイント。10分間そのままの状態を保った後、付属のスパチュラでマッサージすることにより血行が促進されデトックス効果がさらにアップ。マスクとマッサージを同時に行える使い方も魅力的。残ったマスクは、ローションを含んだコットンで優しく拭き取り、残りは洗い流します。

がさがさ肌がなめらかになるデトックス効果にはとにかく驚かされ、翌日のメイクのノリで、自分の肌がいかに汚れていたか思い知らされます。


濃密泡でピンポイントケアも可能 「プレスインマスク」 

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驚きのハリを実感するプレスインマスク

ポーラ
B.A ザ マスク
60g/2万1000円

昨年10月に発売するやいなや注目を浴び、数々のコスメ賞を総なめにした「B.A ザ マスク」。業界初の洗い流さないマスクとしても話題になりました。

魅力は、画期的な形状と手軽な使用方法。プレスインマスクと銘打つのは、マスクそのものが肌に入り込み内側から潤いとハリを与えてくれるから。生クリームのような濃密な泡が肌にぴたっと密着するので、シートマスクではケアできなかった目の周りやほうれい線など、隅々にまで有効成分が行き渡ります。

容器をよくふったら、手の平にピンポン玉1個分程度の泡を出し、顔の5箇所に置く。この泡を壊さないように優しく顔全体に伸ばしたら3分間放置。パウダースノーのような泡に変化したら、肌に入れ込むタイミング。この時たたいたり、のばしたりすることなく、手のひらで包み込むようにして肌に入れ込む。すると面白いほど肌に浸透していくのがわかります。

手軽で簡単なのに、お手入れしたそばから潤いのあるハリが感じられ、その効果は数日間持続。この効果ならこの価格は納得。コストパフォーマンス満点のマスクです。

次ページでは、「新発想のシートマスク」をご紹介します。
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