木材
マツ材は建築材としてポピュラー
木材というとスギ、マツ、ヒノキ、ケヤキ、サクラ、タモ、カシ、パイン……などたくさんの種類があります。DIYガーデニングで扱うなら、入手しやすく、屋外の使用に耐えられるような木材を選ぶ必要があります。
安価なスギ材。ガーデニングには焼杉がおすすめ
■SPF材
SPFとは、Spruce(スプルース)、Pine(パイン)、Fir(ファー)という3種類の頭文字からつけられた、輸入針葉樹材の呼び名です。加工しやすく手頃感があり様々な木工に使えるので、DIY材として人気のある木材です。
ウッドデッキもDIYで…
ウッドデッキを作る木材は、他の木工品に比べて耐水性・耐久性が要求されます。一般的に「ウエスタンレッドシダー」やアイアンウッドと呼ばれる「ウリン」、「イペ」といったものが使われます。これらは耐久性の面では優秀ですが、特にウリンやイペなどは硬い材なので、その分工作しにくいという難点があります。カッティングも注文できるネット通販などもありますので、しっかりとした図面を元にそういったサービスを利用するのもよいでしょう。
なお前述のSPF材でもウッドデッキは作れますが、耐水性が劣りますので、しっかりと防腐処理を施す必要があります。防腐処理など塗装に関しては、次ペーシで解説します。
■2×4(ツーバイフォー)材について
ガイド記事「DIYでウッドデッキを作ろう!」でも触れていますが、2×4材の規格サイズについて、おさらいしておきましょう。
デッキ材ともなると、サイズも大きくなる
- 1×4(通称ワンバイ) 19×89mm
- 2×4(ツーバイフォー) 38×89mm
- 2×6(ツーバイシックス) 38×140mm
- 2×8(ツーバイエイト) 38×184mm
- 4×4(フォーバイフォー) 89×89mm
- 1フィート=304.8mm
- 6フィート=1828.8mm
- 8フィート=2438.4mm
- 10フィート=3048 mm
- 12フィート=3657.6mm