時短生活/片付けを時短するコツ

捨てずに手放す4つの「MOTTAINAI循環術」

あふれた物を減らすには「捨てる」しかないのでしょうか。あなたの「もったいない」と思う気持ちを大切にしながら、上手に物を手放す方法を考えてみませんか。

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

上手な循環のポイントは「ラクで楽しい」

あえて捨てない片付け3つの極意」で
一日1キロのごみ

日本人ひとりあたり1日1キロのゴミ。消耗品は仕方ありませんが、せめてゴミになるまでの時間は長く、まだ使えるものはたくさんの人でシェアしあって大きなゴミは減らしたいもの

も触れましたが、 環境省の21年度の統計では、日本の家庭ごみ排出量は2558万トン。毎日一人が1kg近いゴミを出しています。ゴミが増えれば、そのための処理費がかさむだけでなく、環境にも大きな負荷をかけることに。最近の「断捨離」ブームで「捨てる」ことに特別な意味を見出す人も増えていますが、手放した先のことも見据えて、まだ使えるものはシェアしあって、ゴミになるまでの時間はなるべく長く、と思います。

捨てる以外にも、自分は手放して必要とする人に手渡す方法にはいろいろあります。ただ、たいていの場合「捨てずに循環させる」のには手間がかかります。気持ちの上の「捨てる」ハードルは高いと感じる人は多いと思いますが、実際には「捨てる」のが一番手間がかからない行為というのも、また現実なのです。

捨てずに上手に循環させるためには、だから方法はなるべく簡単にするのがポイント。そしてそのプロセスを楽しむ気持ちも大事です。「ラクで楽しい」が上手なMOTTAINAI循環術のコツなのです。

次のページから、具体的なラクで楽しい4つの捨てずに手放す「MOTTAINAI循環術」をご紹介していきますよ。

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