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本物の漁師料理を食す宿 真鍋島「漁師小屋 漁火」(4ページ目)

魚が美味しいと名乗る宿は数あれど、これほどに直球勝負でくる魚料理を食べたことがあるでしょうか。その宿は、フランス人も虜にした?瀬戸内海に浮かぶ真鍋島「漁師小屋 漁家」。人情味あふれる島民と、昔懐かしい風景に、あなたも恋してしまうかも。

山田 祐子

執筆者:山田 祐子

旅館ガイド

 里帰りした気分?!

真鍋島

12畳ほどあるリビング

民宿はメゾネットタイプの2階建て。

一棟貸切なので、親子二世代、家族2家族、女子会、男子会、と様々な用途にあわせて利用することができます。

風呂は追い焚き式の内風呂の他に、露天風呂まであるので、順番待ちで困ることもありません。
広々とした台所がついているので、自炊も可能。
自炊プランの室料は、1泊1人4500円(2人利用は一人6000円)。

漁火の夕食プランの場合の室料は、一人4000円(2人利用は一人5000円)。
漁火でとる夕食は3000円~5000円のコースから選んで、宿泊を予約するのと同時に頼んでおくといいでしょう。

 

真鍋島

何でも揃うキッチン

宿のお世話係はお母さん。ふかふかに干された布団セットや、男女別の新しい寝間着、柔軟剤が効いたタオル、冷蔵庫には冷えたお茶など、随所に気を配ってくれているのが嬉しい。

一棟貸切だから、浴室や台所も隅々まで清掃して出迎えてくれるので、快適に過ごすことができます。

まるで、自分の実家でお母さんに迎えられているかのような気分です。

チャレンジを応援したい!

しかし、漁師宿と呼ばれる宿は数あれど、商売度外視の凄い民宿ができたものです。同じ質と量を旅館や都市部の店で食べたら、目玉が飛び出る程の金額を請求されることでしょう。私たちは日頃、上乗せされたマージンと引き換えられた魚を、いかに食べさせられているか、ということを思い知らされます。

人口が減って高齢化が進む真鍋島。島の宿は担い手もおらず、廃業続きだそう。そんな状況下で、本当は自分たちが住む予定にしていた一軒家を、宿として開業させたといいます。

食堂を超え民宿という新たなフィールドに挑もうとする、お父さんお母さんにエールを送らずにはいられません。
真鍋島

島猫が渡るメインストリート

真鍋島 「漁師小屋 漁火
住所: 岡山県笠岡市真鍋島本浦4236-1
TEL:0865-68-3519
地図:Yahoo!地図情報
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