・アリゴー
Aligot
ここでようやくメインに辿りつきますが、ここまでの数々の料理が(皿数は多いにも拘わらず)、どの料理も軽くて胃にやさしいことに驚かされます。さて、メインの前に登場するのがアリゴー(Aligot)。これはふかしたジャガイモのピューレとチーズを合わせ、すこしニンニクを利かせたもので、ライヨールでの定番の付け合わせです。
・狩猟された鴨で
狩猟された鴨で
メインの肉料理はフランス産コルベール(青首鴨)。胸肉のポワレの上には南瓜の種のクルートが乗せられており、この種の香ばしさと独特の食感がアクセントとして上手く効いていました。ソースは内臓&ジュ以外にも、椎茸とカリンのピューレが添えられていて、特にカリンの酸味が効いたテイストがコルベールを引き立てていて印象深い味わいに。こういう強めの酸味を合わせるのは本場フランスならではのセンスと言えますね。
・厳選フロマージュ
厳選フロマージュ
ミシェル・ブラス トーヤ ジャポンのスタッフが厳選したフランス産チーズと、北海道産チーズのワゴンサービス。どちらの産地のチーズも食べましたが、北海道産の「フェセル」がヨーグルトのようでユニークでしたし、こういう多種多様な北海道産チーズを揃えられるのも、ミシェル・ブラス トーヤ ジャポンならではの魅力。
また、フランス産チーズのほうもサンネクテールやスーマントランなど、チーズ好きなれば圧倒的に惹かれるラインナップで、特にライオール産のチーズは日本だとなかなか売っていませんし、これは訪問された際には是非とも堪能していただきたいですね。
次ページからは、
エミリーさんによるデセールを御紹介します。