一人暮らし/一人暮らしの生活費・貯蓄術

一人暮らしとお金の上手な付き合い方(3ページ目)

「毎月精一杯の暮らしでお金を貯める余裕がない」「いけないと思うのだけど、あればあるだけ使ってしまう」「もっと貯めておかないと、将来が不安」など、お金の使い方や悩みは人それぞれ。さて、気持ちよくお金と付き合うためにはどうしたらいいのでしょうか。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

気持ちよくお金と付き合うための5つの考え方

■部屋がモノであふれているのは無駄遣いの証拠
→万年金欠タイプ・散在タイプ

ゴミ

部屋が散らかっている、ゴミが多い…というのは無駄遣いの証拠。買いものから見直せば、部屋はすっきりして、お金も貯まるかも!?

一人の人間が使いきれるモノの量には限りがあります。バーゲンに行って、その場の勢いで買った洋服がクローゼットにたくさん押し込まれていたり、限定と言われた化粧品が使いきれずに、でも捨てられずに残っていたり。一人暮らしであれば、買い溜めしても使いきれる量は知れています。

部屋が散らかっているのは、一人暮らしなのに、何人もの人が暮らしているようなモノを溜めこんでいることが原因ということも考えられます。そして、その無駄なモノは無駄な出費の結果でもあるのです。自分の部屋がいつも散らかっているという人は、お金の使い方が原因かもしれません。

■費用対効果の高いものにはお金を使おう
→計画タイプ・不安タイプ

先のことを考えずにお金を散財してしまう人がいる一方で、貯蓄をしてもしても不安な人もいます。確かに、最近聞くニュースは将来を不安にさせるようなものばかりで、お金がいくらあっても足りないと感じてしまうかもしれません。でも、お金を一円でも多く貯めるよりも、使うべきところで使うことも大事。それが結果として、より稼げる自分につながることもあります。

例えば、資格取得や勉強のために自己投資することや、時として娯楽も良い人間関係や人生経験に必要なことです。貯めることだけを優先するのではなく、使ったお金に対して、どれだけ多くものが得られるかを試行錯誤した方がより賢いお金の使い方かもしれません。

■貯めたいなら、先取りが必須
→すべてのタイプに

貯蓄

お金を貯めたいなら、使う前に簡単に使えないところに先取りすること。少額でも毎月続けることで、チリも積もれば山となります!

厳しいご時世、お金を貯めたくとも収入が少なく難しいという人も多いかもしれません。それでも毎月のお給料をすべて使いきって、給料日前にはほぼゼロ……というのでは、一人暮らしとして、あまりにも危険です。

本気でお金を貯めるなら、お給料から先取りが必須。残ったお金を貯金という方法では、いつまで経っても貯まりません。勤務先に財形貯蓄の制度があれば、おすすめです。自動的に先取りしてくれるだけでなく、利子にかかる税金の優遇もあります(詳しくは『実はみんなやっている?財形貯蓄を始めよう』)。また、銀行の自動積立も検討してみましょう。
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