結婚とお金。男性の本音は?
「今の自分の給料だけで2人分の生活をやっていかれる自信がない」と本音を語る男性も。その意見に深くうなずく男性、多し!
とくに今どきの男性の場合、「今のオレの稼ぎで結婚なんて無理!」と考えるパターンは多いらしく、女性に結婚をチラつかされた途端にシュルシュルと尻込みしてしまった、というトホホな話も聞きます。今回、セミナーに集まったみなさんの本音を聞いてみたところ、こんなふうに答えてくれました。
【未婚男性の「お金」にまつわる本音】
■年収300万円と結婚するとしても、専業主婦になれば、自分が今より300万円多く稼がないと生活ができないことになる。が、300万円の年収アップは現実的に考えても無理。よって、結婚を身近なこととして考えることができない……。
■婚活パーティに行くと、相手の希望条件を記入するシートには必ず年収の欄がある。そこにサラリと「年収700万円以上」と書いてあるのを見ると、「オレなんて、スタート地点にも立ててないよ……」と思う。
■仕事で一人前と思われたいこともあって結婚はしたい。でも、結婚後もしばらくは共稼ぎになるはず。が、結婚する前から相手に共働きを強要するのはいかがかと思う男のプライドも。こんなジレンマに悩む男を、女性は頼りないと思うのか?
……というように、お金のことを考えているのは女性だけではありませんでした。むしろ、結婚前にここまでしっかり問題意識を持っている男性なら、「結婚後もどうにかなるのでは?」と思ってしまいますが、そろそろプロのお話を聞いてみることにしましょう!
結婚生活でもめる理由のトップは「お金」の問題
こちらのセミナーに参加する男女はお金に対する意識のレベルが似ているので、カップルになった後もうまくいくケースが多いそう!
「お小遣い制や夫婦別会計制など、いろいろありますが、年収や制度はどうあれ、まずはお金のことについて夫婦でしっかり話し合っているかどうか。そこがいちばん大切なことです」と語る藤山さん。藤山さんによれば、「マネー業界では、『ひとりブチは喰えないけれど、ふたりブチは喰える』とはよくいわれていることです」とのこと。わかりやすくいえば、ひとりで生活費を稼ぐのはしんどくても、ふたりならなんとかなる、ってこと。……それは心強いフレーズ! でもそれって、本当なの?
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