ジュエリー/ショパールのジュエリー

「ハッピーダイヤモンド ベリー ショパール」リング

ショパールの代表作である「ハッピーダイヤモンド」。台座に留められることなく、自由に動き回る“ムービングダイヤモンド”の輝きは、同社の製作指針である斬新な個性を物語ります。

野上 亜紀

執筆者:野上 亜紀

ジュエリー・レディース時計ガイド

ショパールは1860年にスイスのソンヴィリエに時計精密機器の工房として誕生しました。1963年には「エスツェハ」が同社を継承し、現在はショイフレ・ファミリーのカール-フレドリッヒ・ショイフレが時計製造を、キャロライン・ショイフレがジュエリー製作を担当しています。

ショパールといえば、ダイヤモンドを固定せず、自由に動くようにデザインした「ハッピーダイヤモンド」シリーズを思い浮かべる方も多いでしょう。ショパールの製作指針である“斬新な個性”の表した“ムービングダイヤモンド”は、1976年にオニキスベースのメンズウォッチとして登場しました。2枚のクリスタルサファイアガラスの間をダイヤモンドがくるくると動き回るデザインは、滝に跳ね返る水の滴からインスピレーションを受けて誕生したものです。

「解放されているダイヤモンドはすごく幸せ(ハッピー)そうね」という、現会長夫人カリン・ショイフレのコメントから、このシリーズは「ハッピーダイヤモンド」と命名。1985年にはキャロラインがデザインを手がけた、ピエロモチーフのジュエリーが登場します。その後、ムービングダイヤモンドはブランドのアイコンとして、ウォッチからジュエリーまで、実に多くのバリエーションへと登用されてきました。

「ベリー ショパール」リング

「ハッピーダイヤモンド ベリー ショパール」リング、ホワイトゴールド×ダイヤモンド 55万1250円


写真は「ハッピーダイヤモンド」のシリーズから登場した、「ベリー ショパール」のリング。“ハート&サークル”というテーマのもと、ムービングダイヤモンドを収めるケースには、円錐形のフォルムが取り入れられています。奥行きのあるケース内部にはダイヤモンドの“インターナルセッティング”が施され、自由に動くムービングダイヤモンドとともに、あふれるような輝きを導き出しています。ムービングダイヤモンドの個性と輝きを活かした、その名の通り“ショパールらしい”スタイルのジュエリーです。

■問い合わせ
ショパール ジャパン プレス
Tel.03-5414-2520
http://www.chopard.com/

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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