西郷理恵子の恋愛コラム/西郷 理恵子の恋愛情報

あなたは、彼氏ではない男性とも、セックスしますか?(3ページ目)

一昔前、「セックスは恋人になってからするもの」という価値観が、多くの女性にとって、恋愛の常識でした。しかし現在、この「セックスは恋人になってから」という恋愛のルールが変わり始めています。

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

恋愛ガイド

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「セックスが好き」は76.1%に 

付き合っていなくても、好みの男性とセックスしますか?

付き合っていなくても、好みの男性とセックスしますか?

そして、セックスが好きですか?という問いには、「かなり好き」(17.5%)、「まあ好き」(58.6%)と、8割弱の女性が、セックスをポジティブに捉えていました。「あまり好きではない」と回答したのは、わずか12.8%です。
これらのデータが、セックス特集を毎年行う「an・an」ではなく、どちらかと言えば真面目で保守的なイメージの「日経WOMAN」の読者アンケートの結果であることは注目に値します。

メディアでは、恋愛やセックスに積極的な女性を「肉食女子」と揶揄することもありますが、今まで「女性は、受け身で消極的」というスタイルこそが、不自然で男性に作られた女性像だったのでしょう。今は、お互いの合意と好意さえあれば、セックスを楽しみたいという思いに、男女の違いはありません。

女性たちにとって、他の多くの女性が、実は交際を約束しているわけではない男性ともセックスをしているということを知れば、性的な衝動を抑えたり我慢したりせず、自分も開放的になって、性をもっと能動的に楽しみたいという価値観が広がるのではないでしょうか。

しかし、その反面、セックスが恋愛や結婚に繋げるための切り札にもならなくなってしまいました。今、何をもって交際すると言うのか?ということが、改めて問い直される時代になっているのです。

(次回の記事は、同雑誌のアンケートより、「セックスの相性」について考察します。)

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