「尽くしすぎて振られた……」という経験はありませんか?

尽くしすぎて振られた……。

尽くしすぎて振られた……。


「あんなに尽くしたのに、彼は私から去っていくなんて、ひどい!」
こういう女性の声をよく聞きますが、「そんなに尽くしたら、そんな目に会うのは当然」という男性からの意見も少なくありません。

実際に、回りを見渡すと、尽くし過ぎて振られてしまうケースがとても多いように思えます。草食系男子が多くなり、恋愛でも婚活でも、女性から男性にアプローチする必要が強まっている昨今ですが、無理して頑張り過ぎて、逆効果になっていませんか?

夫婦でも恋人でも、カップルになれば、協力し合ったり、助け合っていきたいと思っているはず。彼が不得意なことを自分がやったり、自分が苦手なことを彼に手伝ってもらったり。また、相手に喜んで欲しいなと、思ってご飯を作ったり、帰宅途中に見つけた彼の好きなお菓子を買っていったり。

しかし、そんな「思いやり」の行動が「尽くす」と呼ばれる行為になったとたん、男女は良好な関係が築けなくなることがあります。

「尽くす」を広辞苑で調べると、「他のもののために努力する」とあります。恋愛関係で言えば、恋人のために努力するということになりますが、なぜ結果的にフラれてしまうのでしょうか?

それは、二人の間に、「上下関係」が生まれてしまうからです。

男性が、尽くす女性を嫌う2つの理由

対等な二人の間では、相手への行為は「尽くす」にはならないはず

対等な二人の間では、相手への行為は「尽くす」にはならないはず


1.  相手に気に入られようとして、媚びたり、無理して尽くしてしまう
男性は、自分にとって都合よく立ち振る舞う女性を、自分の召し使いか奴隷のように、低く見えてしまう。自分より下の者に魅力は感じません。

バブルの頃は、車でお迎え・お見送りしてくれる便利なタクシー代わりとして利用されていたアッシー君や、ご飯をおごらせる目的だけで呼びつけられていたメッシー君という男性がいました。
彼らは、仕方無くその身分に甘んじていたというよりも、「自発的に」行動していたと言われていますが、それは相手の女性に好意があったからですよね。どこかで都合よく利用されていることが分かりつつも、接点を持つために、どこか余裕な振りをして、心の底では彼女の気持ちをつなぎとめたくて必死だったはずです。

でも、果たして、そのような都合の良い男性を女性たちは、恋愛対象として魅力的に思うことができるでしょうか?

答えは当然NOでしょう。
いつどんな時も、自分の言うことを聞いてくれる男性なんて、自分の意思がなくて、つまらない、面白味がないと感じるはずです。そんな男性には、尊敬の念は抱けないはず。

2.  自分がいないと彼は何もできないと思い尽くしてしまう
男性には、感謝の気持ちはあっても、だんだんウザクなってしまう。思春期の頃に母親からアレコレと干渉されて鬱陶しさを感じませんでしたか? それに似た気持ちになってくるようです。

あなたの尽くす行為で、相手に貸しを作ってしまうわけですが、借りができた方は、返すどころか借りが、どんどん増えていくような関係では、だんだん重荷になってしまいます。
尽くす行為が、単なる自己満足や押し付けになっていないでしょうか?

一方、尽くされ過ぎても、少しも重荷に感じない人というのは、全く自立できてない人なのか、或いは、あなたを利用してるだけかもしれません。では、「尽くす」のをやめて、彼と良好な関係になるにはどうしたら良いでしょうか?
 

1. 対等意識から、「協力する」姿勢で接すること

彼女はまるで自分の母親のよう。家に帰ってもリラックスできない。

彼女はまるで自分の母親のよう。家に帰ってもリラックスできない。


まず、下手に出て、「尽くす」のではなく、あくまで、フェアな立場で彼に「協力する」姿勢を保つことです。
敢えて、彼よりも優位な立場に立とうとしたり、なめられない、見下されないように、威張ったりする必要はありません。しかし、二人の「好き」という気持ちの大きさに、差異が生じている時は、特に要注意です。自分から離れてほしくないから、嫌われたくないから、と下手に出れば、そのパワーバランスを察知した相手は、逆に調子に乗ります。

【チェックポイント】
今、「彼のため」と思っている行為は、「対等」な男女の、ギブアンドテイクの範囲にとどまっているのかを考えてみてください。与え過ぎも良くありません。
万が一、彼の自分に対する気持ちを不安に思うなら、彼に執着して「彼に尽くす」のではなく、改めて、彼が夢中になって追いかけたくなるような女性になることを考える方が、まだ建設的です。
 

2. 我慢をしないこと

「対等」な関係性を目指しているのですから、ギブする行為も、自分が心地よいと思う範囲のみで行動するので良いのです。お互いに、してあげたり、してもらったり、バランスが取れていれば良いのですが、明らかに自分にだけ負担が大きいようであれば、まず、その状況を継続させないことです。

たとえば、結婚したいという思いが強くなると、女性は知らず知らずのうちに、自分が我慢してでも、彼に気に入られる自分になろうとして尽くしてしまうことがあります。

【チェックポイント】
結婚前から、彼のために、主婦のように甲斐甲斐しく食事や洗濯など身の回りの世話をしているあなた。近頃の彼は、あなたの行為を当たり前に思って、横柄な態度に変化していませんか? 都合の良いセックスのできる召し使いだと思われていませんか?
その場合は、体制を一度リセットする必要があるかもしれません。関係を再構築するために、まずはストライキ。家事をするのもセックスをするのも、全部やめてみてはいかがでしょうか?
 

3. 彼の母親にならないこと

子離れできない母親のような存在になり、彼を自分に依存させないこと。少し突飛な例ではありますが、考え方は、発展途上国の支援と同じです。あくまで彼の自立を支援するように「協力」すること。あなたがいなくては生きられない人にしたり、彼が自分でできることまで、取り上げることはしなくてもいいのです。

【チェックポイント】
あなたが彼のためと思って、「母親」のように干渉をすることで、鬱陶しいと思われていることはありませんか?結婚前から、彼の母親のような存在になれば、結婚後、「妻や母親としてだけではなく、一人の女性として見られたい」ということが難しくなってしまいます。

尽くすのをやめたら、恋愛が変わる!

対等な関係で助け合うことが大事

対等な関係で助け合うことが大事


さて、今回は、男性が尽くす女性と恋愛できない理由を解説しました。尽くし過ぎる女性が、フラれる理由を分かっていただけましたでしょうか?

恋愛での男女の力関係を「好きな気持ちが強い方が負け」と表現する人がいます。「何とか関係を維持したい」という気持ちが強い方が、惚れた弱みで、自らを「下の立場・弱い立場」に置いてしまうのです。恋愛ではよくある現象ですが、本当は逆効果です。尽くせば尽くすほど、彼はあなたに魅力を感じなくなります。

男性でも女性でも、自分にとって何かを尽くしてくれる相手だから、大切にしたいと思うのではなく、あくまで、あなたの性格や感性に魅了され、惹かれるのです。良妻賢母を目指す前に、まずは一人の女性としての自信を持ち、自然体な自分で、彼と対等な関係を目指してみてくださいね!

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