遊びのある人生は『釣りバカ日誌』に学べ
「遊び」はストレス解消だけでななく、アイデアや人脈の開発にも役に立つ
リストラにさらされる万年平社員なのに、釣りがあるから仕事のストレスはすぐに忘れてしまう。「釣り」が縁で社長のスーさんと親友になり、社運をかけた大きな受注をとってくる・・・・・・。もちろんコメディではありますが、遊びを通じてサラリーマン街道を渡りつつ、意外に大きな仕事をしているハマちゃんに、「しょせん真面目なだけじゃ、ダメなのかもね」と膝を打った人は多いのではないでしょうか。
たしかに「遊びのある人生」を送っていると、遊びの話題だけで人とつながり、見知らぬ人ともすぐに仲良くなることができます。さらにそのご縁で思わぬ仕事が舞い込んできたり、遊びから得た知識がヒントになって、仕事のアイデアが浮かんだり、窮地を救われたりすることもたくさんあります。
遊びは個人的な趣味や気晴らしで終わるものではなく、人との信頼関係を築き、お互いの身を助け、高めていくためのたくさんのチャンスを含んでいるのです。
ストレス時代こそ「遊びのある人生」を!
少しでもピンときたらまずはやってみるべし。ハマる「遊び」に出合えるかもしれない
そうでない人は、まず「心から楽しめる遊びを見つけたい」という気持ちで、街をブラついたり雑誌を眺めたりしてみましょう。すると、ふとしたきっかけで惹かれる遊びに出合える確率が高くなります。
そして、楽しめる遊びとの出合いがあったら、ためらわずに試してみてください。あれこれやってみれば、一つくらい続けたいものが見つかるはずです。また、過去にやっていた趣味を思い出し、もう一度トライするのもいい方法です。年月を経た分、違った感動が味わえるでしょう。
「人生の彩り」のためだけでなく、ストレスに強くなるためにも遊びは必要なのです。ストレスの多い毎日を渡っていかねばならないから時代だからこそ、自分なりの遊び方を見つけて、ストレスに負けない自分をつくっていくこと。こうしたポジティブな姿勢が、これからはますます大切になっていくのではないかと思います。