心や魂を磨く時代!?

子どもの成功を強く願うのであれば、親がいくら「もっと勉強しなさい」といってもあまり意味がないかもしれません。子どもたちには、「もっと心や魂を磨きなさい!」と伝えるべき時代になっているかもしれません。
EQ・SQって知ってる?

EQ・SQって?

 

高偏差値が切り札にならない時代?

親としては、わが子の「成功」を第一に考えるのは当然のことです。かつては、わが子が著名な大学に進学し、一流といわれる企業に入ることが「教育の成功」と信じて疑わない親も少なくありませんでした。

ひと昔前は、子が偏差値の高い有名校に入り、有名大学を出て、さらに一流とされる企業に入社すれば、終身雇用時代は親としてはひと安心でした。

でも、そうした成功モデルは、終身雇用・年功序列といった日本型雇用が崩壊したことでほぼほぼ消え去っているといえそうです。高学歴ニートが話題になった時期もありますが、かつてない人手不足の時代でも、大卒でも9人に1人が就職できない(2019年5月)現状があり、派遣社員やアルバイトなどで社会人生活をスタートする学生もいる時代です。

一部上場企業が倒産したり、安泰だと思っていた企業からリストラで放出されたり……。2020年4月から「同一労働同一賃金」が導入されます(中小企業は2021年4月から)が、同じ仕事をする従業員は正規・非正規雇用に関係なく賃金が同額になるという制度で、パート・アルバイトの時給を上げるだけでなく、社員の給与を下げて実現しようとする企業も増え、本当の意味の実力主義にさらされそうです。

もはや、学歴も偏差値もIQも切り札にならない時代になってきました。

 

成功をつかめる子に育むには?

そんな時代で、これからの時代を生き抜いていくには、IQのみならず、EQ(Emotional Intelligence Quotient、心の知能指数)、SQ(Spiritual Intelligence Quotient、魂の知能指数)が大事といわれます。

いわゆる「成功者」が心理学的な見地から研究されるようになり、IQを効果的に使うためになくてはならないものとして、EQが重要といわれるようになりました。ビジネスで成功する人も、EQ、つまり「心の知能指数」の高さが大事といわれています。

<子どもたちの成功に必要なもの>
  • EQ(Emotional Intelligence Quotient)=心の知能指数
  • SQ(Spiritual Intelligence Quotient)=魂の知能指数
  • ​​​​​IQ(Intelligence Quotient)=知能指数
 

EQ=心の知能指数

EQが高ければ、自分の感情を上手にコントロールすることでポジティブで積極的な行動につなげられ、それによって、よい結果を導くことができます。また、相手の気持ちを察して対応するコミュニケーション能力の高さにもつながります。

「EQが高い」ということは、表現を変えれば「人間的な魅力を備えている」「人間力がある」ともいえます。それによって成功を引き寄せるのです。

 

SQ=魂の知能指数

一方、「魂の知能指数」といわれるSQは、精神性の向上を目指すものです。座禅や瞑想などでSQを高める努力をする人もいれば、自然の中で過ごしたり、パワースポットといわれる場所や神社などを巡ることで魂が浄化され、SQが上がると考える人もいます。SQはEQやIQのベースになると考えられます。

健全な魂にこそ人間力が宿り、本来、持っている力を存分に発揮することができるのだといえそうです(WHOでも「健康」の条件に「魂の健康」を加えています)。

子どもが勉強ができて偏差値やIQだけ高ければいい、というのは、すでに一時代も二時代も前の考え方です。本当の成功をつかめる子に育むには、EQやSQを磨くことを親としても教えていく必要がある時代といえます。


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