第53回 ローカルなお祭りに乾杯♪
ここ数年、8月第1週の日曜日は海(何百人もゲイが集まるビーチ)、翌週はアゲハのプールパーティ、その翌週はレインボー祭り出かけるというのが定番になっていました。が、今年はいろいろ考えて海には行かず、地元阿佐ヶ谷のお祭りをダンナと楽しむことにしました。だまってても汗が噴き出してくるような昼下がり、大勢の人でにぎわう七夕祭りへ向かいます。色とりどりの飾り付けやハリボテがアーケードを彩るなか、焼きそばとか好きなものを食べて、飲んで歩きます。有名な仙台の七夕祭りと同時期の開催ということもあり、被災地支援の募金が行われていたり、「原発を止めよう!」と書かれた牛の形のハリボテが飾られていたり、いつも通りのにぎわいのなかにも震災の年だからこその趣がありました。
七夕のあと、昭和な香り漂う飲み屋街へ。ここでは年に数回、通りに屋台が並び、ライブやフリマもあったりする縁日のようなお祭りが開催されています。行きつけのお店(ゲイのマスターがやってる居酒屋とか、その向かいのレストラン)の前では友達が売り子(ミセコ?)になってお酒や食べ物を売ってたり、また違う友達はお手製のスイーツを売ってたり、さらに違う友達はアクセサリーや着なくなった服を売ってたり…その一角はなんともゲイゲイしい雰囲気になっていました。
次から次に、お店の常連客とか、売り子をしている人のお友達たちがやって来て、通りでお酒を飲みながらわいわいしゃべりながら過ごす光景は、言ってみれば、ローカルなプチレインボー祭りみたいな雰囲気でした。ダンナも心から楽しそうに笑ってました(なにしろ飲んで騒ぐのが大好きなので)。それと、義援金の募金箱が回ってきたときにみんながバシバシお金を入れていたのも素敵でした。
アゲハや二丁目のイベントと違って色気なんて皆無ですが(笑)、ダンナがいて、気のおけない友達がたくさんいて、昼間っから外で飲みながらワイワイやって…こういう時間の幸せ、かけがえのなさを大事にしたいなあと思いました。
来週の日曜はレインボー祭りですね。みなさん、二丁目でお会いしましょう☆