日本中国合作の味「長崎名物ちゃんぽん・皿うどん」
豚肉や魚介類、野菜を具とした麺料理です。
明治時代中期に、中華料理店の店主である陳平順が、長崎県にいる中国人達に安くて栄養価の高い食事を提供するため、福建省で自身が食べていた料理をベースに考案したのが「ちゃんぽん」の発祥とされます。その後、汁気の多いちゃんぽんを配達しやすくするため、陳平順がスープにとろみをつけたのが「皿うどん」のはじまりといわれています。
現在では、油で揚げた細麺と焼いた太麺で作られる2種類の皿うどんがあります。
明治時代中期に、中華料理店の店主である陳平順が、長崎県にいる中国人達に安くて栄養価の高い食事を提供するため、福建省で自身が食べていた料理をベースに考案したのが「ちゃんぽん」の発祥とされます。その後、汁気の多いちゃんぽんを配達しやすくするため、陳平順がスープにとろみをつけたのが「皿うどん」のはじまりといわれています。
現在では、油で揚げた細麺と焼いた太麺で作られる2種類の皿うどんがあります。
レシピ協力:ロケーションリサーチ株式会社
ちゃんぽん・皿うどんの材料(2人分)
ちゃんぽん・皿うどんの作り方・手順
長崎ちゃんぽんの作り方
1:
豚ばら肉を約5cm幅に切る。あさりは塩水につけて砂抜きする。玉ねぎを太めにスライスする。キャベツをひと口大に切る。きくらげを水で戻す。豚ばら肉をフライパンで炒める(きつね色になる位)。続いてキャベツを入れ、強火でさっと炒める。
※豚ばら肉とキャベツ、ラードで炒めるのがお薦め。味わいが深くなります。2:
白湯(ぱいたん)スープを1のフライパンに入れる。あさり、むきえび、イカ、きくらげを入れる。
3:
2を沸かす。沸いたら盛り付けがしやすいように、鍋の手前に麺を入れる(そうすることで盛り付け時に、具材と麺を分けやすくなります)。弱火にして3分間煮る。
4:
もやしと玉ねぎを入れる。さらに2分経ったら完成。
※お好みで酢をかけて召し上がって下さい。 ※麺から、唐灰汁(とうあく)が出るまでよく煮込むこと。唐灰汁とは、ちゃんぽん麺に含まれる成分で、長崎ちゃんぽん特有のとろみに欠かせない成分です。ガイドのワンポイントアドバイス
長崎県の「はんぺん」が手に入りましたらぜひ使ってみて下さい。一般的なはんぺんとは違います、強いて言うならかまぼこに近いものですね。具として、さつまあげを入れても美味しいですよ。のびにくい特徴があるちゃんぽん麺には、唐灰汁(とうあく)という成分が含まれています。この唐灰汁がちゃんぽん特有のとろみを演出してくれているのです。(馳走蔵 たかぼ 店長 佐々木)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。