光を取り込む“ティファニー セッティング”
エンゲージメント リングといえば、やはり“ティファニー セッティング”を思い浮かべること方も多いことでしょう。石留めの定番ともなったこの方法は、1886年にティファニーが考案したセッティングです。ダイヤモンドを6本の爪で持ちあげて留めることで下や側面からも光を取り入れるという、新たな発想として誕生しました。ダイヤモンドの輝きをあますことなく捉えるためのこの方法は、アメリカでダイヤモンドの買い付けをいち早く行い、ダイヤモンドに精通してきた同社の歴史を感じさせるものでもあります。ティファニー セッティング エンゲージメント リング/プラチナ×ダイヤモンド 16万4850円~
誰しもが思い浮かべるソリティア・リングのイメージとなった王道スタイルは、まさに一生をともにしたいジュエリーにふさわしい風格を放っています。
洗練された輝きを導く2種のカッティング
ルシダ ダイヤモンド バンド エンゲージメント リング/プラチナ×ダイヤモンド 50万台~
上記はセッティングにおけるティファニーの軌跡ですが、ダイヤモンドのカットに対するこだわりも同社のエンゲージメント リングには欠かせません。写真はより深い輝きを求めて開発された「ルシダ ダイヤモンド」。ルシダとはラテン語で“宇宙で最も輝く星”という意味を持ちますが、その名の通りこのダイヤモンドはパビリオン部分にはブリリアントカット、クラウン部分にはアウトラインに並行となる八角形のステップカットという、2種の異なるカッティングを施しています。この独創的なカットに加えて、Xカーブを描いた4本の立て爪でやはりダイヤモンドを高く持ち上げてセッティングし、輝きを最大限に導いている点もこのリングの特徴です。
ミル打ちのクラシカルな表情が魅力的
ティファニー レガシー エンゲージメント リング/プラチナ×ダイヤモンド 80万台~
上記のエンゲージメント リングは、「ティファニー レガシー エンゲージメント リング」。クッション モディファイド ブリリアント カットのダイヤモンドを、ビーズセットしたダイヤモンドで取り巻くというデザインがなんとも優美。センターに配されたダイヤモンドとともにより強い輝きを導き出しています。ここで注目したいのは、ダイヤモンドの周りに施されたミル打ちのテクニック。幾つもの細い溝を彫り入れた非常に細かな細工はダイヤモンドの輝きを一層増し、職人技の魅力を感じさせます。繊細なダイヤモンドの輝きとともに、クラシカルなテイストをぜひ楽しみたい意匠です。
■問い合わせ
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
TEL:0120-488-712
http://www.tiffany.com