やや割高感あり、ベルギーのお土産事情
「ママ、あれ買って!」庶民が通うマルシェにはお買い得品も
お洒落なアクセサリーも狙い目です
交通費と反対に、全体的に日本より少々割高感を感じるのがお土産代でしょう。特に昨今のデフレ経済の影響で、物価安を感じることが多い日本の感覚に慣れていると、ベルギーでは「大したことない洋服でもけっこう高いな」などと残念に思うことがあるかも。
その一方で、割安感が感じられるお土産の代表格が、しつこいですがやはりベルギービール。スーパーでは人気ビールも1ユーロ代で売ってることも。また「犬も歩けばチョコレート屋に当たる」と言えるほど、人気のお土産の筆頭にあがるチョコレート。こちらは量にもよりますが一箱5ユーロくらいから。ただし高級店になればなるほど値段はうなぎ登り。思わず「この一口は何ユーロか?」などと計算してしまいそう。それでも日本に輸入される有名ブランドのベルギーチョコの値段にくらべれば、現地での割安感はかなりあります。
ガラクタか、お宝か?
さてベルギーは伝統的に職人の技が光るお土産にも定評が。アントワープのダイヤモンド、ブルージュ、ブリュッセル、メッヘレンのレース、トゥルネーの陶磁器やタペストリー、ディナンの銅製品などなど、枚挙に暇がありません。質の高い職人のお手製商品にこだわると値段は高くなるものの、例えばベルギーが誇る王室御用達の老舗デルヴォーの鞄は、フランスのエルメスとくらべたらずっと割安感があります。やはり一概に「安い」「高い」とは判断はしにくいものですね。
ブリュッセル郊外の観光スポット「アトミウム」の置物も可愛い
さらにベルギーは蚤の市、アンティークショップ、ブロカント(古道具屋)が多く集まる国。その気になれば格安のお土産候補を探すことだって可能です。また小便小憎やアトミウムグッズといった観光名所を型どったキッチュなお土産たちなら、ほんの数ユーロ程度の小銭で買えますよ。
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