ベルギーの物価はどうなっているの?
職人の手によるベルギー特産品はやはり高め
海の幸は気軽に食べられる
まず全体的な物価ですが、ひと口で「他の先進国並」と言えるでしょう。EUの主要機関が首都ブリュッセルにあることでビジネスマンも多く流れ込み、かつフランス、オランダ、ドイツといった大国に取り囲まれた抜群の立地で、海外からの観光客だっていつもひっきりなし。具体的にはお隣のフランスと生活水準はさほど変わらなく、物によっては「フランスよりも高い」と思うこともあるほどです。「ベルギーは小国」などと高を括って予算を少なめに持って行くと、あとで不自由な思いをするかもしれませんのでご注意を。
北部フランダース地域の方が物価高
そしてフランダース地域であっても大都市でなければ物価はやや低めに。またブリュッセルやアントワープといった都市内だけをみても、地域によって物価の違いがはっきりと見てとれます。ビジネス街や、観光スポットがひしめく町の中心部はかなりの物価高ですし、反対に移民が多い下町は物価が低め。とはいえホテルもレストランも少し目を凝らしてみれば、たとえ中心部であっても「適性価格の良心的な物件」にもよく出会いますので、レストランやホテル選びに関しては、あまり「物価高の地域」という観点にこだわり過ぎない方が良いかもしれません。
では旅の予算を考える時に肝となる、宿泊費と食費について具体的に説明いたします>>>ベルギーの宿泊費、ホテルの予算、ベルギーでの食費、レストランの予算
ベルギー旅行の予算はいくら?
この一杯のためにやってきた!?
ブルージュのグルーニング美術館は入場料が大人8ユーロ也
美食の国の名物料理を味わい、代表的な歴史的建造物や美術館といった観光スポットを訪れるという一般的な旅のスタイルであれば、宿泊費は別、交通費は込みで2日で150~250ユーロくらいが目安。美術館の入場料は大人で4~10ユーロくらいです。特別の土産を買いたい、星付きレストランで食事をしたいなどという希望があれば、さらに旅の予算に上乗せしておきましょう。また現地では旅行者を狙ったスリが多発しています。くれぐれも多額の現金を持ち歩くことを避け、カード払いか必要に応じて換金することを強くお勧めします。
現地の交通費とお土産代事情についてはこちら>>>ベルギー国内の交通費、ベルギーのお土産の値段