ステーショナリー・文房具/鉛筆ブランドの歴史とフラッグシップモデル

三菱鉛筆の歴史と鉛筆(2ページ目)

三菱鉛筆の歴史と、代表的な鉛筆を紹介します。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

22段階の硬度をまとめた世界一幅広い鉛筆セット

「ハイユニ アートセット」3,465円

「ハイユニ アートセット」3465円

三菱鉛筆がユニークであることを物語る筆記具のひとつが「ハイユニ アートセット」だ。デッサンや鉛筆画などを描くことが多いアーティストやデザイナーに向けてのパッケージだが、「ハイユニ」が誇る世界一の硬度幅、10H~10Bまでの22硬度の鉛筆を一本ずつ収納。眺めているだけでも満足してしまいそうな圧巻のセットとなっている。

「ハイユニ」の鉛筆自体は、黒くて美しい理想的な芯が特徴的。鉛筆芯の材料である黒鉛と粘土が微粒で均一なため、きれいに線を引くことができる。また、なめらかな書き味と折れにくい作りも魅力。不純物が少ない黒鉛と粘土を使用しつつ、極めて均一に混ぜることで、スムースな書き心地と折れにくい鉛筆芯が実現した。さらに、高級感あるデザインは真骨頂。日本の伝統色であるえび茶と、高級感をイメージしたワインレッドを掛け合わせた軸色に、金字で6面に硬度表示を行い、金色のリングまで付けてラグジュアリーなデザインに仕上げている。


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三菱鉛筆

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