alt

グローバル人材を目指そう

外資で働くという選択肢が、多くの人にとって現実的なものになりつつあります。というのも、以前は外資で働く人と言えば海外生活の経験があり英語が流暢な一部の人だけでしたが、最近はグローバル人材として専門性の高いキャリアを目指す人が外資を目指すようになりました。日本人ビジネスパーソンに英語学習が必要であることは以前から言われていましたが、外資を目指す人が増加している中でようやく英語学習にも本気度の高いビジネスパーソンが増えてきています。

もちろん、異文化コミュニケーションを成り立たせるには、語学を理解できるだけでは不十分です。海外経験がなくても日本にいながら人との交流を多国籍化し、ライフスタイルや生活習慣も多様化させることで、日本人の中でもずいぶん異文化コミュニケーションに慣れてきた方が増えてきたように思います。こうした状況が、外資を目指す原動力になっているのかもしれません。

1.外資で働く人のキャリアのパターン

alt

外資で働く人の多くは元日本企業出身者

大学を卒業と同時に新卒から外資を目指す人も増えています。一方、実際に一番多いのはいったん日本企業に勤めたのちに30歳前後で外資に転身するというパターンです。つまり、日本企業である程度修業した後に外資に転身するという考えを持つ人が増えてきているのです。

一度外資で働き始めた人の多くは、そのまま外資のキャリアを継続する傾向もあります。つまり外資から日本企業に戻る人は稀だということです。何がそれほど外資に魅力があるのか、その理由を正確に理解して頂くことが、実は外資で成功するための大きなヒントになります。まずはその点について掘り下げてみましょう。

2.外資で通用するのは世界の常識だけ

alt

外資の常識は世界の常識

「日本の常識は世界の非常識」という言葉があります。外資の職場環境で求められるビジネスマナーやスキルは、日本人ビジネスパーソンとして求められる立ち振る舞いやビジネス経験の枠を大きく超えています。日本人や日本企業ならではの個性や強みもたくさんあるのですが、実際にグローバル企業で通用する常識は日本企業で通用する常識とはかなり異なります。

つまり世界のあらゆる地域で異なる国籍のビジネスパーソンと付き合ったとしても、グローバル企業で働くビジネスパーソンである限り、求められるビジネススキルは共通しています。

たとえばダイバーシティ(多様性)について。グローバル企業では多国籍、多言語、多文化のビジネスパーソンが一緒に働くことを前提にした企業文化が根づいています。自分と違う価値観や考え方を受け入れたうえで、論理的で戦略的なディスカッションをするということは「言うは易し」なのです。しかし、それを実践するのは「行うは難し」であり、相当の訓練が必要です。