シチリア島の都パレルモ

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パレルモを代表するアラブ・ノルマン様式のカテドラーレ。エスニックな香り

シチリア島の西岸に位置するパレルモは、人口約66万人(2104年現在)の大都市。シチリア州の州都でもあり、島内で最も大きな街になります。

かつてギリシア人に「パルノモス(すべてが港)」と呼ばれたことが、「パレルモ」の呼称の起源。美しい海沿いに広がる街では、どこにいいても地中海から吹く爽やかな潮風を感じることができます。

ヤシの木が潮風にそよぎ、アラブ・ノルマン様式のエキゾチックな建造物が建つ街は異国情緒満天。イタリアでありながらイタリアでない……独特な雰囲気を楽しめる街です。

パレルモの歴史

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異国情緒の香るパレルモの旧市街 長い歴史を目の当たりにできる

街の起源は、紀元前8世紀頃。古代フェニキア人によって建設されました。9~11世紀にはイスラム帝国の首都となり、絢爛豪華なアラブ文化が花開きます。300以上ものモスクが建てられ、現在も旧市街に残る迷路のような街並みが出来上がりました。

12世紀にノルマン王国により、シチリア王国が成立すると、名君主・初代シチリア王国国王ルッジェーロ2世の下、首都パレルモは地中海最大の繁栄を築きます。「12世紀ルネッサンス」と呼ばれるこの時代に生まれた、アラブ・ビザンチン・ラテン様式を融合した建築は、今も残り、パレルモ観光の最大の見どころとなっています。

16世紀からはスペイン王国の支配下に置かれ、華やかな貴族文化に彩られた時代の遺構は、旧市街に立ち並ぶバロックの邸宅などで見ることができます。19世紀のイタリア統一後は、新興ブルジョワジーによって再び繁栄の時代が訪れますが、当時の面影は、新市街エリアに今も残されています。
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