イタリア/シチリア島

パレルモのお土産

シチリア・パレルモらしい雑貨やお菓子、食材をご紹介します。日本で待つ皆に、そして自分にもシチリア旅行お土産を買って帰りましょう!

岩田 デノーラ 砂和子

執筆者:岩田 デノーラ 砂和子

イタリアガイド

パレルモで買いたい!おすすめお土産

シチリア州の州都であり、シチリア島最大の都市でもあるパレルモ。おすすめのお土産を、雑貨・お菓子・食材、3つのジャンルからご紹介していきます。

パレルモの雑貨系お土産

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カラフルなシチリアのマヨルカ焼き

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伝統のシチリア馬車「カレッティ・シチリアーニ」

シチリアの代表的なお土産は、陶器! マヨルカ焼きの陶器が筆頭にあげられます。実は、マヨルカ焼きは、マヨルカ島の焼き物ではなくシチリアからイタリア全土に広がった焼き物の種類。イスラム帝国支配時代に、アラブ諸国が作っていた陶器をシチリア島に運ぶ際、近郊のマヨルカ島に一旦荷揚げ。マヨルカ島経由で入ってきた陶器を模し、シチリアの職人がさらに発展させたものなのです。

また、シチリアらしい雑貨には、伝統的なものでは、カレッティ・シチリアーニと呼ばれるシチリア馬車のミニチュアやシチリア伝統帽「コッポラ」(鳥打帽風の帽子)、最近ではシチリアのロゴマーク「トリナクリア」をデザインした「シクラメンテ」のおしゃれ雑貨も人気です。ほか、パレルモなら、ゴッドファーザーのパロディグッズもおすすめ。

 

パレルモのお菓子のお土産

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パレルモの保存菓子「ブッチェラーティ」

シチリア菓子と言えば、カンノーロやカッサータが有名ですが、これらは生菓子。残念ながら、持って帰ることができません! 保存が効く伝統菓子なら、シチリアの名産であるアーモンドやピスタチオのお菓子、そしてパレルモ発祥のフルッタ・マルトラーナがあります。

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本物そっくりのマジパン菓子「フルッタ・マルトラーナ」

フルッタ・マルトラーナは、アーモンドのマジパンに、本物と見まごうほどの細工を施したお菓子。パレルモ旧市街にあるマルトラーナ教会の修道院で生まれたお菓子です。キリスト教の祭日、11月1日の「死者の日」にお供えする伝統菓子ですが、お土産用として1年中売られています。

また、クリスマスの時期ならブッチェッラーティもパレルモならではのお菓子。イチジクやナッツ類がぎっしり詰まった超ハイパー高カロリーの焼き菓子ですが、固く崩れにくい上保存も効くので、お持ち帰りも安心です。

 

パレルモの食材系お土産

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シチリア食材も本場なら破格のお値段!

そして、何しろおすすめなのが、配り用お土産にも使えるシチリア食材。シチリア産オレガノやローズマリーの乾燥ハーブやアーモンド、ピスタチオをはじめ、日本ではなかなか手に入らない塩漬けケイパー、シチリア・パキーノ産の乾燥トマト、そしてパレルモ料理に欠かせない「ピノーリ・エ・パッソリーナ(松の実と小粒レーズン)など、持ち運びに便利な食材も豊富です。

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シチリア食材を使った瓶詰なども

マグロのボッタルガ(マグロの卵巣のからすみ)、シチリア産オリーブ各種、チーズ類などは、真空パックにすればお持ち帰りが可能です。また、知られざるパレルモのロングセラー品、パレルモ伝統料理の「パスタ・コン・サルデ」の具が入った缶詰もレア度が高い逸品。

シチリアワイン、良質なエキストラ・バージン・オイル、パレルモ家庭料理の「パスタ・アル・フォルノ」で使うリング型のパスタ、インド・イチジクのジャムなどなど。魅力的な、シチリア食材。人気のシチリア料理を日本で再現する食材土産は、喜ばれるお土産ナンバーワンですよ!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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