「読めない駅名」に続いて、読めない地名の紹介です。

読めない地名

「茨田大宮」「新喜多」「杭全」「安立」「遠里小野」。これも全て大阪市24区内の地名です。いくつ読めますか?

茨田大宮(マッタオオミヤ、鶴見区)
地下鉄鶴見緑地線「門真南」駅の南側、三井アウトレットパーク大阪鶴見のあるエリアです。昭和30年まで茨田町という地名があったため茨田大宮以外の周辺エリアでも、茨田小学校、茨田中学校、茨田高等学校等「茨田」の文字が多く見られます。

新喜多(シギタ、城東区)
JR環状線「京橋」駅の東側エリアの地名で、南東500m程にあるJR片町線「鴫野(シギノ)」駅も難読地名の一つ。「宝永元年(1704年)旧大和川の 河川敷跡に開発された新田で」、「新田開発者である鴻池新十郎・鴻池喜七・今木屋多兵衛の名前の頭文字を1字ずつ寄せて付けられたもの」です(大阪市市役所のサイト内より抜粋)。

杭全(クマタ、東住吉区)
JR関西本線「東部市場前」駅の南側辺りの地名です。国道25号線と今里筋との交差点名は「杭全」といいます。平野区、生野区の区境に近く、小規模店舗/町工場/住宅が混在したエリアです。

安立(アンリュウ、住吉区)
南海本線「住之江」駅から阪堺電軌阪堺線「安立町(アンリュウマチ)」駅、「我孫子(アビコミチ)」駅界隈の地名。江戸時代に半井(なからい)安立(あんりゅう)という医者が住んでいたことからついた地名。

遠里小野(オリオノ、住吉区)
南海高野線「我孫子」駅周辺にある地名。大和川を隔てて堺市堺区にも同じ地名(こちらは「遠里小野町」)があります。元は一つの村であったのが大和川のつけ替えで集落が分断されてしまった為で、他にも八尾市若林町と松原市若林で大和川を挟んで同じ地名が見られます。

さて、大阪市内の難読駅名/地名、いくつご存知でしたか?「難読」ということでメジャーな地名や、日頃見慣れていて「どこが難読?」と思える地名もあったことでしょう。

難読地名は、その地域の歴史を紐解くの大事な要素の一つです。街選びの中で読みにくい地名や珍しい地名に出会ったら、その由来を探ってみて下さい(市役所のサイトやWikipediaで調べるのが手っ取り早いです)。その街を好きになるキッカケがみつかるかもしれませんよ。
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