制震構造を採用粘性制震壁と摩擦ダンパーで揺れを軽減
非常用自家発電機を設置
ワテラスタワーレジデンスの建物の構造は、建物の損傷を抑えながら、地震による揺れを小さくする制震構造を採用。1階から21階までは鋼管柱に高強度コンクリートを充填するCFT構造が採用されています。住居階部分に採用されている粘性制震壁は、高粘性流体が外壁鋼板内壁鋼板の間に満たされ速度に比例した抵抗力を発生することで揺れを減衰させます。東京礫層という強固な支持地盤に最深約GL-33m、135本の基礎杭が貫入され強固に支えます。
ワテラスタワーレジデンスでは、東日本大震災のような災害時に備え、非常用自家発電機を設置。連続72時間使用可能の燃料を備蓄し、災害時に共用部分に電力を供給。非常用照明や一部のエレベーターにも通電可能です。自家発電機があることで、地下受水槽から各フロア共用部までポンプアップする設備を活用することもできます。
ワテラスの再開発区域内には千代田区の防災倉庫もあり、災害時に地域の居住者や帰宅困難者が利用できる設備が設置されています。その中には、防災用かまどベンチや防災用マンホールトイレなどもあります。今、注目を集めている災害時の対応力が高いマンションの一つといえるでしょう。
20階以上のレジデンス 平均専有面積77平米超
フルハイウィンドウと高い天井高Low-E複層ガラス採用
専有部分は、全て20階以上。分譲住戸面積の平均が77平米超と都心の大規模タワーマンションとしては、ゆとりあるプランニングです。専有面積は、45.14平米~146.93平米ですが、上階の住戸中心に広くプランニングされており、中層階には、50平米台から70平米台の住戸も用意されています。外壁の柱・梁で構成される外チューブと、共用廊下の境にある柱・梁で構成される内チューブをコンクリートスラブで一体化したダブルチューブ構造で、すっきりした居住空間を実現。足元近くから天井近くまで広がるハイサッシ、ガラスウォール(フルハイウインドウ)を採用(一部)。LD基準天井高も22階~38階住戸で約2,550mm、39階・40階住戸で約2,800mm、41階住戸で約3,000mmが確保されています。
住居が全て20階以上ということもあり、多くの住戸から都心のパノラマが拡がります。Low-E複層ガラスやIHクッキングヒータ、タンクレストイレなど最新の設備スペックも採用。心地よい暮らしを予感させます。
人気物件たる理由が備わる
同マンションは現在、予約制で事前案内会がスタートしていますが来場者からかなりの高評価を得ているようです。地震や災害への備えがしっかりしている点や希少性が高い立地であるとともに、つくりてのプロジェクトに対する真摯さが企画面から伝わっているからだと思います。販売価格は、千代田区再開発タワーで販売住戸が20階以上のみであることを踏まえると、リーズナブルな設定になっています。会社経営者や医療関係者など、富裕層の多くが関心を持っているのもこの価値を感じてのことだと思います。
東京を代表する立地に、「メイドインニッポン」をコンセプトに掲げたレジデンス。一度見学をお薦めしたいマンションです。