革新し続ける「近代万年筆の祖」
かつてのポスターからも、ウォーターマンのクリエイティビティが見て取れる
また1926年、拠点をアメリカからフランスのパリへと移管。1970年にはインダストリアルデザイナーとして活躍していたアラン・カレを専属デザイナーとして迎え、洗練されたデザイン性に磨きをかけた。フレンチエレガンスをイメージさせるフォルムと美しいカラーリングから、ウォーターマンの作品は“ライティング・ジュエリー”という異名も持っている。
デザイナーやイラストレーターといったアーティストとのコラボレーションにも積極的だが、その背景には「書くことを通じて、自分らしさを見つけてほしい。表現する喜びを感じてほしい」というメッセージも込められている。
次のページでは、ブランドの代表的モデルも紹介する。