LEでも最大で33オーディオトラックが使える
一般的に各種アプリケーションで「LE」と付く製品の場合、かなり機能が限定され、実質的には「体験版ソフト」程度の扱いのものが多いようです。そのため、誤解している方も少なくないのですが、これまでのSONARシリーズとして登場してきた歴代のLE製品を見る限り、「普通に使うならこれで十分では?」と思うほどのDAWになっていました。そして、今回のSONAR X1 LEもまさにそのとおり。DTMの入門用としては、これで十分過ぎるだろうという機能を備えたDAWになっているのです。そう、オーディオのレコーディングにMIDIシーケンス、ソフトシンセも使えるし、エフェクトも自在に使え、ミキシング、マスタリングまでできるかなりの優れものなのです。
もちろんLEなので、制限もかかっているのですが、その最大の制限といえるのがトラック数です。オーディオトラックは33まで、MIDIトラック数は64までとなっているのですが、普通はこれで十分すぎるほどだと思いませんか?これだけのトラックをフルに使う曲を作るとなると、かなり大変ですから。
もちろん、ほかにも制限はありますが、それをまとめたのが以下の表です。ぜひチェックしてみてください。