ルール規制後も飛距離アップは可能
多様なラインナップも、弾道調整機能も、2008年から施行されているSLEルール(フェースの反発係数規制)に代表されるような、ゴルフクラブの性能規制と無関係ではありません。ドライバーの魅力は何と言っても飛距離。各メーカーは、少しでも飛ぶクラブを作るために切磋琢磨しているのですが、この十年で起きた急激な技術革新による飛距離アップと比較すると、ルール規制以後の性能向上はやや鈍化したと言わざるを得ません。
しかし、そのゴルファーによりマッチしたクラブを使用することで、大きく飛距離をアップすることはまだまだ可能です。例えば、タイトリスト「910D2」ドライバーを使用し、2010年ツアーで2勝を挙げトータルドライビング(飛距離と正確性の指標)部門で1位となった松村道央プロは、10ヤード以上飛距離が伸びたといいます。ツアープロのレベルでもこれだけの可能性を秘めているわけです。アマチュアゴルファーもより自分に合ったスペックにこだわることで劇的な飛距離アップが実現できるはずです。フィッティングの重要性はますます増していると言えるでしょう。
<参考サイト>
ゴルフクラブに弾道調整機能の波が来る1(All Aboutゴルフ)
ゴルフクラブに弾道調整機能の波が来る2(All Aboutゴルフ)
2010年最新ドライバー選び、3つの視点(All Aboutゴルフ)