MECEとは?

ロジカルシンキングを学ぶと必ず出てくるキーワードの1つに、MECEというものがあります。これは、ミーシーと発音し、Mutually Exclusive、Collectively Exhaustive の頭文字をとったものです。日本語に訳すと、「漏れがなく、ダブりもない」という意味になります。

MECEを活用することによって、正しく全体像を捉えているかどうかを認識することができます。どういう場合にMECEでないのでしょうか? そしてMECEでないと何がまずのでしょうか?例をあげて解説します。

ダブりはないが漏れがある例

漏れがある

ダブりはないが漏れがある例

 
例えば、携帯電話ショップに来店するお客さんについて考えています。これをいくつかに分類するということを考えてみましょう。左図の分類ではお客さんを、「新規のお客様」「機種交換のお客様」の2つに分けています。

となると、解約のお客様はどうなるの? となります。これが典型的な漏れがある事例です。お客さんの全体像を捉えられていないのです。

漏れはないがダブりがある例

漏れはないがダブりがある

漏れはないがダブりがある

次が、漏れはないもののダブりがある例です。同じく携帯ショップのお客様の分類の例で考えます。

左図は「新規のお客様」「既存のお客様」「スマートフォン利用のお客様」の3つで分けています。新規と既存だけならばMECEなのに、スマートフォンのお客様が入っていることによって、ダブりが生じています。スマートフォンのお客様は新規にも既存にもいるからです。