女性の転職/女性の再就職・職場復帰

女性の再就職 求人広告を読む10大ポイント(2ページ目)

会社が人材を募集する求人広告は会社が伝えたい情報がたくさん載っています。転職を成功させるためには求人広告の見方を知り、会社が伝えたいメッセージをしっかりキャッチすることが大切。求人広告をよく見てから応募することは転職成功だけでなく、入社してからイメージと違っていたなんてことも防ぐことができます。

水野 順子

執筆者:水野 順子

女性の転職・女性のキャリアプランガイド


1.職種名が一緒でも仕事内容は違う?

給与やボーナス、残業時間など求人広告でチェックする項目はいろいろ

給与やボーナス、残業時間など求人広告でチェックする項目はいろいろ

同じ事務職でも会社によって仕事内容は様々。A社では社内だけのやりとりが多い事務職かもしれませんが、B社ではカウンターでのお客様とのやりとりを含む事務職多いかもしれません。

営業職といってもルート営業なのか新規営業なのか、法人向けか個人向けか営業スタイルも様々。職種名だけで応募するのではなく、仕事内容もしっかり確認しておきましょう。

2.給与は手取りと額面では金額が違う?

社員や契約社員などであれば月額の給与、パートやアルバイト・派遣などでは時給が載っています。ここで大切なことは、給与や時給は支払われる額面であり、実際に自分の手元に入る手取り金額とは違うということです。

月額給与の場合、営業手当や職能手当などの諸手当も含まれている場合もあります。給与と書いてある金額には何が含まれていて何が含まれていない金額なのか、内訳をよく確認しましょう。

3.ボーナスは月給とは別?

賞与とはいわゆるボーナスのことです。ボーナスがあるかないかによって大きく年収は異なってきます。求人広告には大抵、前年度の賞与実績が載っていますが、年に何回支払われていて月給何ヶ月分なのかも確認しましょう。また、正社員はボーナスがあるけれど、契約社員はボーナスなしなど雇用形態によって違う場合もありますので要注意。

4.交通費は全額支給?

福利厚生の欄などに記載されていますが、交通費は必ずしも全額支払われるとは限りません。全額支給と載っていれば通常の通勤でかかる費用は全額支払われますが、交通費支給とだけ載っている場合には全額支払われない可能性もあるので要注意。会社規定の上限額が記載されている場合には、自分の通勤実費と照らし合わせてみましょう。

派遣社員の場合は交通費は支給されないことがほとんど。時給が高くても通勤交通費を差し引くと実際にはあまり収入は多くないこともありえるので気をつけて。

5.契約社員の正社員登用は本当にある?

社員と言っても、正社員と契約社員、派遣社員など様々。もしあなたが正社員を目指して、まずは契約社員からでもいいと考えて応募するのであれば、正社員登用制度があるのか、どのくらいの割合の契約社員が正社員に登用されているのか登用実績を確認したほうがいいでしょう。

雇用形態にこだわらないという人も契約期間、契約更新が何回まで可能なのかなどの条件を確認しておくほうが、次の再就職先を探すタイミングを知るためにも重要です。
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