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家庭菜園のお悩み解決Q&A(水遣り、病害虫、土編)(2ページ目)

家庭菜園をしていると、ふと疑問を感じたり、「どうすれば良いんだろう?」と思いつつ、今さら誰に聞けば良いのかよくわからないことがありますよね?そんな、水やりや病害虫、土のことなど、ごく一般的な疑問にお答えしていきます。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド

Q:虫や病気が出てしまったらどう対処すればよい?

その虫をすぐに捕獲して、処分しましょう。アブラムシのように1ヵ所に集団で発生するようなモノの場合は、その発生している葉や茎ごと切り取ってしまっても大丈夫です。病気の場合も同様です。病気が出ている葉を見つけたら、すぐに切りとり、その場に捨てたりせず、ゴミとしてキチンと処分します。特に、病気の場合は、根元の付近に捨ててしまったりすると、雨が降った際などに、その病原菌が雨粒にのって、かえって広まってしまうおそれがあります。


Q:化学農薬を使いたくない場合、どうすれば良い?

薬剤散布

薬剤を散布する際にいは、葉の裏からタップリと

基本的には植物を丈夫に育てておくこと。そのためには、水と肥料をやり過ぎないようにすることです。そして、日頃から木酢液や生薬エキスを使って病害虫の予防を行っておきます。人間が、普段から健康に気を使っていれば病気にかかりにくいように、植物も同様です。植物も健康に育っていれば、植物本来の持つ防御能力がはたらき、それほど病気や害虫の被害を受けません。

病害虫の被害を受けないようにするには、「日頃から健康に育てておく」こと。そして、毎日のお手入れの際に、よく観察するようにして、病気や虫を見つけたら「すぐに取り除くこと」が基本です。それでも、どうしても病気や害虫が大発生してしまった場合には、人体や環境に影響の少ない薬剤を選ぶようにしましょう。詳しくは「家庭菜園の農薬の種類と使い方」もご参考に。


Q:植えつけの際、どのような土を使えば良い?

培養土

「培養土」とは、あらかじめブレンドされた土のこと

初心者の方でしたら、市販の「培養土」を使えばOKです。「培養土」とは、あらかじめブレンドされた土のことですので、それ以外のものを新たに足す必要はありません。お店には色々な種類の培養土が売られていますが、「野菜用の土」「園芸用の土」といった、一般的な種類のものを選べばOKです。

手作りでオリジナルの培養土をつくりたい方は
家庭菜園の土づくり(プランター編)」もどうぞ。


【関連記事】
家庭菜園のお悩み解決Q&A(葉のトラブル編)

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