体験談その3:
打倒!「既婚女子」のいらぬお世話
「だいたい本気でまともな“空き物件”を紹介してくれる既婚女子っているんですかね?」と、急にやさぐれはじめる一幕も(笑)
M子さんは、28歳の事務職。職場は既婚者が多く、「雰囲気も落ち着いていて働きやすいな、と思っていたんです」。ところが最近になって、ちょっと鬱陶しく感じていることがあるといいます。それは、「既婚女子のおせっかい」。
「たしかに婚活中だとは宣言しています。でも、『年齢が近いから』って理由だけで、職場にいる独身男性を無理矢理あてがわれても……」と困惑気味のM子さん。聞けば、職場に唯一いる独身男性のあだ名は“岩尾くん”。「フットボールアワー」ですね。既婚女子たちは、M子さんの顔を見るたびに「岩尾くん、どうよ?」「岩尾くんと付き合ってみたら?」って、熱心にすすめてくるんだそう。
当の岩尾くんは、「女子にまったく興味ないす」と涼しい顔でいってのけ、週末ごとに鉄道の旅に出かけてしまう孤高のタイプ。M子さんが既婚女子たちを分析するには、「岩尾くんみたいな変わり者と私が付き合ったらさぞ面白かろう、っていうだけの無責任で興味本位な親戚のオバちゃん的な発言なのかも」。うーん、ありがた迷惑!
既婚女子たちの無責任なレコメンド攻撃の結果……
基本的には悪気ゼロの既婚女子トーク。サラリと受け流す技術を身につけたいものです……
で、悶々としたM子さんは、既婚女子たちに内緒で岩尾くんにアプローチをしてみました。すると、「すみません、自分、無理っす」とアッサリお断りのお返事が!「なんか、既婚女子たちに担がれた感が否めません。そんなに好きってわけじゃない人にフラれた形になってしまってモヤモヤする~(笑)」
……婚活中の女子にとって、既婚女子の発言はともすれば「上から」な感じに受け取れてしまうもの。腹を立てたら立てたで「彼氏がいないからカリカリしちゃうのね」なんていわれて、さらにキーっとなる悪循環もトホホな展開です。
……いかがでしたでしょうか、婚活女子のトホホな体験談は。
かくいう私のこれまでのいちばんのトホホ体験は、転んで前歯が折れたまま、完璧なマヌケ面で飲み会に参加したことでしょうか。丹下段平コールも今となっては懐かしい思ひ出です。期せずして経験してしまったことだけど、周りを楽しくさせるならそれでよし。大丈夫、トホホ体験はいつか必ず笑えるネタになるんです!
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