職務経歴書には実績と知識を書く
人事担当者に、職務経歴書から採用後の具体的な活躍イメージを掴んでもらわなければいけません。異業種からの転職の場合も、具体的に携わってきた業務内容、役割、実績やそこで学んだことなどを簡潔にまとめ、人物像が伝わるようにしましょう。■業務経歴の場合
認知症フロア勤務(1年)
認知症の方のテンポに合わせた介護を学びました。例えば入浴拒否などがあった場合、時間をおいてアプローチするなど介護の基本を学びました。
デイサービス勤務(半年)
社内異動でデイサービスを経験し、サービスを提供している時間しっかりと楽しんで頂く必要性を学びました。またご家族様など外部と接することも多く、挨拶の大切さやコミュニケーション力の必要性を感じました。
訪問介護勤務(2年)
2年間の在宅介護の経験から人それぞれ違った価値観があることを知り、相手の望んでいることをしっかりと確認してから関わる大切さを学びました。
■役割・実績の場合
食事委員会活動(2年)
毎日の食事を美味しく召し上がっていただくことを目標に、聞き取りアンケートや給食委員会の参加を通じて、利用者にとっての食事の大切さを実感しました。
フロアリーダー(3年)
パートを含む9人のフロアリーダーを行っていました。フロア職員に新しい取り組みを導入をしたり、決まったルールを守ってもらう難しさを経験しましたが、皆で成長する喜びも実感しました。
熱意ある応募書類の仕上げ方
■あいさつ文を添える履歴書を送付する場合に簡潔なあいさつ文を添付しましょう。手渡しで「よろしくお願いします」という言葉を添えるように、送付であっても相手に向き合う意識が必要です。
■初回の電話やメールは印象に残る
プライベートでも自分の名前を先に名乗ると礼儀正しさが伝わります
近年はメールを活用した応募方法もあります。メールの場合も要件だけ記入するのではなく、氏名、あいさつ、内容、自分の名前など基本を忘れずに礼をつくしましょう。
「働きたい」という強い決心こそ、真剣に向き合う姿勢や熱意として、事業所側に「採用してみよう」と思わせる術として、応募書類や面接にも現れてきます。
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