いま「ラジオレコーダー」をオススメするワケ
インターネットでラジオが聴ける「radiko.jp」
ただしradiko.jpで放送しているのは関東7局、関西6局、中京7局の民放FM/AMラジオ放送だけで、NHKは加入していない。
4月と言えばNHKの各種語学講座がスタートすることもあり、ラジオが売れるシーズンとなっている。だがNHKのラジオ講座をIPサイマルラジオで聴きたいと思っても、現時点では不可能なのだ。
そこでお勧めしたいのが「ラジオレコーダー」だ。据え置きラジオ機にICレコーダー機能が付いたタイプのものから、小型のICレコーダーにラジオ機能が付いたタイプまでラインアップされている。
最近のラジオレコーダー事情
オリンパスのラジオサーバー「VJ-10」。最長2500時間以上もの長時間録音が可能だった
据え置き型のラジオクロックのようなスタイルで、37GB HDDに最長2500時間以上もの長時間録音が可能というもの。実売3万9800円という価格や販路が限定されていた(同社のオンラインショップと三省堂書店の限定販売だった)こともあり、あまりメジャーになることはなかった。
その後、三洋電機の「ICR-RS110M」(2008年11月発売)やオリンパス「ラジオサーバー VJ-20」(2010年11月発売)などといったドックスピーカー付きのラジオ内蔵ICレコーダー、アンテナステーションが付属するオリンパス「ラジオサーバーポケット PJ-10」(2010年1月発売)なども登場した。
ソニーの「ICZ-R50」。ラジオノイズを抑える「ラジオノイズカット」機能も付いている
ラジオ機能を大きくフィーチャーしたICレコーダーやラジオレコーダーは決してメジャーな製品ではないが、災害時に強い情報機器としてもぜひ注目したい。
次のページでは、いまおすすめのラジオレコーダーをご紹介しよう。