時短生活/調理を時短するコツ

節電×時短の自家製インスタント味噌汁の素を作ろう

災害にともなう計画停電などで、被災地以外でも節電モードが高まる今。実は家事って、社会と深く結びついていたんだな、ってことに気づきます。こんな時は、上手に家事の手間を減らしていくことが、省エネにもつながるはず。火も水も最小限、ゴミも出さないインスタント味噌汁を、手作りしてみませんか?

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

今回の震災後の買い占め騒動の中には、水やカップ麺にまじって「インスタント味噌汁」もかなり含まれていたのだとか。でもこれ、実際に使ってみると割高でかさばり、包装紙のゴミもたくさん出てしまいませんか? 長期保存目的でなければ、おうちでちゃかちゃかと簡単に作れてしまいます。使い方も簡単で、家族が各自で作れて調理時間も大幅時短。鍋調理より水や熱源の使用もセーブできて、一石二鳥ですよ。


自家製インスタント味噌汁の作り方

小分けにしてトースターで焼いて

保存はガラス瓶で、蓋は金属でない物を。

  • 一人分につき味噌大さじ1が目安
  • 作りたいインスタント味噌汁の人数分の味噌に、粉末だしを入れてまぜる。一人分約5g程度。茶さじ軽く一杯が目安
  • 乾燥わかめ、乾燥ネギなどがあったらまぜてみる
以上をびんに入れて冷蔵保存しておく。びんの蓋は金物でないものを選んで。塩分が強いので、保存中に蓋がさびることがあるので注意してください。

自家製インスタント味噌汁

お湯を注ぐだけですぐできる自家製インスタント味噌汁の素、作り方はとっても簡単

いただくときは、上記を大さじ軽く1杯(大きめの梅干し1個程度が大きさの目安)をお椀に入れ、ポットのお湯を注げばOKです。このとき、お麩やごま、とろろ昆布などの乾物をプラスすることで、調理なしでもお味噌汁のバリエーションを楽しむことができますよ。

停電で調理ができず、冷たいおにぎりだけといった食事の時でも、手軽においしくいただける自家製インスタント味噌汁の素と、ポットのお湯さえあれば、食事もほっこりおいしくいただけますよね。


携帯用も作ってみよう!

小分けにして保存

小分けにしてアルミホイルに乗せて、オーブントースターで焼いてもOK

外出時に持ち歩くには、上記のびんを持参してもいいのですが、簡単にゴミを出さずに小分けにすることもできます。
  • 上記の味噌をアルミホイルに大さじ1つずつ並べる
  • オーブントースターでかりっと焼く
この状態でポリ袋などに入れておいてもよし、
多少のゴミが出てよいなら、一つづつアルミホイルかラップに包んでポリ袋に入れておきます。
あとは、お椀にこれを一個入れてお湯を注ぐだけ。

お味噌や粉末だしにいいものを使えば、これで十分おいしい味噌汁ができちゃいます。停電時期が過ぎたとしても、毎日の朝食は、こんな手軽な方法で家族それぞれが自分の物を作っていただく。節電や省エネを考えると、家事の省力化にもつながっていくってこと。ぜひ試してみてくださいね。

次は、そんな「節電×省家事」のこれからの考え方について、今考えておきたいことについてお伝えします >>

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