「黒色食材」のダイエット効果が期待できる食べ方
それでは、これら黒色食材の上手な食べ方をご紹介します。■キノコ類のダイエットのための食べ方
キノコ類の特徴は、低カロリーで食物繊維が豊富であるということ。大きなシイタケ1個でも5kcal、舞茸も小鉢など1食分に使う程度の量で10kcal未満です。その上、他の素材や様々な味付けにも向くので、お米と一緒に炊き込んだり、スープやお味噌汁に入れたり、麺類やサラダなどに入れて、ダイエット中の料理のボリュームアップに活用できます。毎日1回は食べたい食材ですね。
■黒胡麻のダイエットのための食べ方
手軽に手に入って、料理やお菓子に使いやすい素材。胡麻はその成分の50%が脂質で、たんぱく質が20%程度。エネルギーは100gあたり599kcalと高めではありますが、身体に良い栄養成分がたっぷり。カルシウムや鉄分を多く含むので、特に女性は積極的に食べたい食材。
ダイエットとの関連で言えば、胡麻に含まれる食物繊維と油の質に注目。食物繊維の多い食事や良質の油を摂ると、食べたものが体脂肪になりにくいと言われています。
食べ方のコツとして、すり胡麻や練り胡麻のほうが、栄養素を効率良く取り込めると言われています。含まれている油脂がビタミンの吸収率をアップしてくれるので、特に野菜料理にたっぷり使うと良いでしょう。手作りのお菓子などで、バターを控えめにして胡麻をたっぷりと使うのも良いですね。
■黒米のダイエットのための食べ方
近年雑穀ご飯などでも人気の黒米。白い米に混ぜて炊き上げるとほんのりとムラサキの色がついて、お赤飯風になるのも人気ですよね。この黒米の色はアントシアニンという成分。これが身体に良い効果があると言われています。代表的なのは目の健康に効果的、アンチエイジング効果が期待できる、といったものがあります。ダイエット効果としては、血液循環を良くする(身体を温めて代謝をアップしてくれる)ことがプラスになると考えられます。
白米に炊き込む他、ひき肉に混ぜたり、フードプロセッサーなどで砕いて様々な料理に使うこともできます。
■黒豆のダイエットのための食べ方
黒豆の色素も、前述の黒米と同様にアントシアニン。そもそも豆類は良質なたんぱく質を含む植物性食品なので、一日1皿は料理として食べたい食材です。甘煮にするほか、炊き込みご飯の具にしたり、柔らかく煮てポタージュにするのもおすすめです。