食事ダイエット/ダイエットに効果的な食事・栄養素

黒色はダイエット効果のサイン!「黒色食物」でやせる(3ページ目)

黒豆に黒胡麻、黒糖に黒米……「黒い食材」には身体に良さそうなイメージをもつ方も多いのでは。そんな、黒い食材とその特徴、ダイエットとの間には実際にも良い関係が! 気になるその働きを、解説します。

浅尾 貴子

執筆者:浅尾 貴子

食事ダイエットガイド


「黒色食材」のダイエット効果が期待できる食べ方

それでは、これら黒色食材の上手な食べ方をご紹介します。

■キノコ類のダイエットのための食べ方

キノコ類の特徴は、低カロリーで食物繊維が豊富であるということ。大きなシイタケ1個でも5kcal、舞茸も小鉢など1食分に使う程度の量で10kcal未満です。その上、他の素材や様々な味付けにも向くので、お米と一緒に炊き込んだり、スープやお味噌汁に入れたり、麺類やサラダなどに入れて、ダイエット中の料理のボリュームアップに活用できます。毎日1回は食べたい食材ですね。


■黒胡麻のダイエットのための食べ方

手軽に手に入って、料理やお菓子に使いやすい素材。胡麻はその成分の50%が脂質で、たんぱく質が20%程度。エネルギーは100gあたり599kcalと高めではありますが、身体に良い栄養成分がたっぷり。カルシウムや鉄分を多く含むので、特に女性は積極的に食べたい食材。
ダイエットとの関連で言えば、胡麻に含まれる食物繊維と油の質に注目。食物繊維の多い食事や良質の油を摂ると、食べたものが体脂肪になりにくいと言われています。

食べ方のコツとして、すり胡麻や練り胡麻のほうが、栄養素を効率良く取り込めると言われています。含まれている油脂がビタミンの吸収率をアップしてくれるので、特に野菜料理にたっぷり使うと良いでしょう。手作りのお菓子などで、バターを控えめにして胡麻をたっぷりと使うのも良いですね。
 

■黒米のダイエットのための食べ方

近年雑穀ご飯などでも人気の黒米。白い米に混ぜて炊き上げるとほんのりとムラサキの色がついて、お赤飯風になるのも人気ですよね。この黒米の色はアントシアニンという成分。これが身体に良い効果があると言われています。

代表的なのは目の健康に効果的、アンチエイジング効果が期待できる、といったものがあります。ダイエット効果としては、血液循環を良くする(身体を温めて代謝をアップしてくれる)ことがプラスになると考えられます。

白米に炊き込む他、ひき肉に混ぜたり、フードプロセッサーなどで砕いて様々な料理に使うこともできます。

■黒豆のダイエットのための食べ方

黒豆の色素も、前述の黒米と同様にアントシアニン。そもそも豆類は良質なたんぱく質を含む植物性食品なので、一日1皿は料理として食べたい食材です。甘煮にするほか、炊き込みご飯の具にしたり、柔らかく煮てポタージュにするのもおすすめです。
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