電車のなかで考える

電車の中でもロジカルシンキングは鍛えられる

電車の中でもロジカルシンキングは鍛えられる

大前研一氏は、著書『考える技術』の中で、電車のなかでも常に考え続けて思考力を高めたと書いています。毎日の通勤電車のなかの広告をみてテーマを决める。そしてその社長に売上を伸ばす方法をコンサルティングするなら、どういうことを言うかを降りる駅までに徹底的に考えたといいます。たとえば、

「ポルシェの売上を伸ばすには?」
「牛丼の売上をふやすには?」
「スノーボードの売上を増やすには?」
「ロボットフェスタ神奈川の入場者を増やすには?」
「CG検定試験の受験者を増やすには?」

などなど。いくらでもネタが思いつくはずです。これを一定のフレームワークをつかって考えてみます。

売上=販売数x単価 なので、

・販売数を増やせないか?

そのために
・新しい顧客に買ってもらえないか?
・買わなくなってしまうひとを防げないか?
・購買の頻度を高められないか?

次に価格を考え、
・価格をあげられないか?

そのために
・前後のサービスや付加価値を加えられないか?
・機能や稀少性などをたかめられないか?

など。フレームワークを設定して、中吊りのあらゆる製品に対してこれを繰り返します。最初は時間がかかってしまうかもしれませんが、毎日繰り返していると、わずかひと駅ほどでポイントがわかるようになってきます。

ロジカルシンキングを鍛えるには、常に考え続けることが大事です。ロジカルシンキングを駆使して仕事をしているといわれるコンサルタントファームの人は、それこそ寝ている時間以外は常に考え続けているといわれます。それほどまでに、考えることを繰り返し訓練することによって、コンサルタントの人たちも能力を伸ばしているのです。

みなさんにも日常のちょとした場面をつかって考える訓練を継続して欲しいと思います。


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