ならば、先進分野であるオフィスのファイリングのプロにお話を伺うことで、おうちの書類問題を解決するヒントがみつかるのでは? オフィスのファイルといえばキングジム。今回はキングジム ファイリング研究室の野原淳さんにお話を伺ってきました!
ファイリング極意1 「捨てること」
キングジム ファイリング研究室の野原淳さん。ファイリングコンサルタントとして、多くの企業にアドバイスをされている心強い存在
おお、捨てること! 分けることではなく、捨てることなんですね。
「いるものといらないものを分けて、いらないものを捨てる。じゃあ、何がいらないのか。その“いらないもの”の選別眼を磨いていくのが、ファイリングなんですよ」。
これはとっておくべきなのか、決断がつかないから先延ばしにして捨てない。それによって、選別眼が磨かれないままになってしまう、と野原さんは言います。
「だから決断をしましょう。一つジャッジをすれば結果が出ます。結果がでれば修正されて選別眼が磨かれていきます。たいてい“捨てなければよかった”というものなんてないんですよ。ただ不安で取っておいているだけなんですから」
ただ不安で取ってあるだけ。ああ、これには胸をぐさり。家庭の中では、こうした「いつか使うかもしれないから」という理由で山積みになっているものが、たくさんあるように思います。プロのファイリング技術。これは家庭でも参考にできるポイントがたくさんありそう!
次に、いらないものを捨てたあとの「いるもの」を管理するための、とてもシンプルだけれど大事な2つのポイントをお話いただきました >>