時短生活/片付けを時短するコツ

ファイリング3つの極意をプロに学ぶ!

ビジネスの場面では、ファイリングの技術やデータ管理の重要性が取り上げられていますが、家庭の中でのノウハウはまだまだ進んでいないのでは。ならば、先進分野であるオフィスのファイリングのプロにお話を伺うことで、おうちの書類問題を解決するヒントがみつかるのでは? ということでKING JIMファイリング研究室の野原さんにお話を伺ってきました!

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

家の中の書類の整理、みなさんはどうされていますか? ビジネスの場面では、書類管理やファイリングの技術や、データ管理の重要性が取り上げられていますが、こと家庭の中においては、この分野のノウハウはまだまだ進んでいないのでは、とガイドは思います。

ならば、先進分野であるオフィスのファイリングのプロにお話を伺うことで、おうちの書類問題を解決するヒントがみつかるのでは? オフィスのファイルといえばキングジム。今回はキングジム ファイリング研究室の野原淳さんにお話を伺ってきました!

ファイリング極意1 「捨てること」

キングジム野原淳さん

キングジム ファイリング研究室の野原淳さん。ファイリングコンサルタントとして、多くの企業にアドバイスをされている心強い存在

キングジムでオフィスファイリングのコンサルタントとして、日々多くの企業の書類問題を解決してきている野原さん。書類整理の基本的のコツについて伺ったところ、「ファイリングとは“捨てること”です」と、きっぱり。

おお、捨てること! 分けることではなく、捨てることなんですね。
「いるものといらないものを分けて、いらないものを捨てる。じゃあ、何がいらないのか。その“いらないもの”の選別眼を磨いていくのが、ファイリングなんですよ」。

これはとっておくべきなのか、決断がつかないから先延ばしにして捨てない。それによって、選別眼が磨かれないままになってしまう、と野原さんは言います。
「だから決断をしましょう。一つジャッジをすれば結果が出ます。結果がでれば修正されて選別眼が磨かれていきます。たいてい“捨てなければよかった”というものなんてないんですよ。ただ不安で取っておいているだけなんですから」

ただ不安で取ってあるだけ。ああ、これには胸をぐさり。家庭の中では、こうした「いつか使うかもしれないから」という理由で山積みになっているものが、たくさんあるように思います。プロのファイリング技術。これは家庭でも参考にできるポイントがたくさんありそう!

次に、いらないものを捨てたあとの「いるもの」を管理するための、とてもシンプルだけれど大事な2つのポイントをお話いただきました >>

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