セクシュアルマイノリティ・同性愛/ゲイライフ

10代・20代のゲイを支援するプロジェクト(2ページ目)

同性愛者であることを自覚しはじめ、世間の同性愛嫌悪(ホモフォビア)との間で葛藤し、苦悩する10代・20代。中には自殺を図る人もいるくらい、深刻です。「大丈夫だよ、そのままでいいんだよ」というメッセージを伝えることが、本当にたいせつです。

後藤 純一

後藤 純一

同性愛 ガイド

ゲイライター/エディター、パフォーマー、イベントオーガナイザー、パレードやHIV予防啓発などのコミュニティ活動に携わってきた人…いろんな顔(千の仮面)を持っていますが、素顔は、愛と平和に生きる、どこにでもいるような小市民です。

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ピアフレンズ

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「ピアフレンズ」の様子。真ん中に写ってるのが石川大我さん

ゲイシーンで最も長く活動し、10代・20代のゲイの間で幅広く支持を得ているのが「ピアフレンズ」だと思います。

「ピアフレンズ」は、「10代・20代ゲイのための友だちを作る場がまだまだ少ない」「昼間に気軽に行ける出会いイベントがほしい」「仲間とつながりたいけれど、初めの一歩が踏み出せない」といった10代・20代のゲイの方たちの声を受けて生まれた友だちづくりイベント。2002年から数えて60回以上も開催されてきました。たくさんの若者たちが孤立から抜け出し、仲間ができ、「僕はゲイとして生きていっていいんだ」と思えたはずです。

ゴトウは「ピアフレンズ」が始まったときにはすでに30代でしたので(きっと年増扱いですね)、残念ながらそこに行ったことはないのですが、もし「出たて」の頃だったら間違いなく参加しただろうな…と思います。

「ピアフレンズ」の代表・石川大我さんは、『ボクの彼氏はどこにいる?』(講談社)の著者でもあり、NHK『ハートをつなごう』にも出演し、レインボーマーチ札幌のときにテレビ塔をレインボーに輝かせるという素敵なイベントを実現し、昨年の「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」記念シンポジウムの開催にも貢献し、多方面で活躍してきました。

ちなみに「青春リアル」のサルさんも「ピアフレンズ」のメンバーだそうです。
ほかにも『ハートをつなごう』に出演した小関さん、『カミングアウトレターズ』に寄稿した朝原さんなど、いろんなところで活躍している人たちがいます。

次回、5月開催予定だそうです。10代・20代の方はぜひ、参加してみてください。
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