こまめな掃除が車内環境の改善に有効
空気清浄機を使って車内をクリーンに保つのはもちろん効果的な方法ですが、やはりそれ以前にしっかりと車内を掃除することも大切です。いくらプラズマクラスターでカビの菌やハウスダストを低減できるとはいっても、シートやフロアマットにその原因となる汚れが溜まったままでは、その効果を十分に引き出すことはできません。家の中でさえ1週間も掃除をしなければホコリが目立ってきますが、土足のまま乗る車内ではさらに汚れが溜まりやすいことは容易に想像できると思います。まずは、掃除機などを使って、シートやフロアマットなどに付着したホコリやドロをしっかりと取り除き、固く絞ったウェスなどでダッシュボードやセンターコンソールなどのホコリを拭き取ります。
シートなどに染み付いた臭いも、固く絞ったウェスで拭くことで、かなり取り除くことができる
車内の臭いが気になる場合には、ファブリックシートやドアトリムなどをやはり固く絞ったウェスで拭くことである程度臭いを落とすことができます。特にタバコの臭いは、ルーフやピラーの内張りなどに付着していることが多いため、そうしたところも重点的に拭き上げてみるといいでしょう。
車内の消臭剤は、スプレータイプとスチームタイプが主流となっている
それぞれにメリットがあるのですが、まずスプレー式の消臭剤をシートや内装材などにスプレーし、それを固く絞ったウェスで拭き上げ、最後にスチーム式の消臭剤を施工して、風通しを良くして車内を十分に乾燥させるというように、それらを組み合わせて使うことで、より確実に臭いを取り除くことができます。