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発表!米+1グランプリ ベストテン(4位~10位)

4位以下も激戦。素敵なネーミングの味噌、鮭や鰹、ツナを、独自の工夫で味付けした一品から、天然岩のり、名産なめたけまで。身体によくて、思わずご飯がすすんでしまう、ハイレベルな勝負に注目!

土屋 敦

執筆者:土屋 敦

男の料理ガイド

ごはんに合うおかずを決める「米+1(コメワン)グランプリ」。来場者の投票で決められたベストテンのうち、4位から10位を発表します。 米+1グランプリ 1位から3位はこちら>>

 4位 燃えめし(生七味)

燃えめし(生七味)

燃えめし(生七味)

4位は2商品が同票で並んだ。「燃えめし(生七味)」は、パッケージとネーミングが印象的な商品。味噌などと七味唐辛子を練り合わせた、ペースト状の調味料で、ご飯に合うのはもちろん、薬味としても、隠し味にもいろいろと使えそう。

うどんやラーメン、お好み焼き、焼き鳥などに載せたり、鍋物や豆腐の薬味、ナスなどの野菜炒めに入れる、イカや白身魚の刺身と和える、
など、使い道が次々に湧いてくる。

コクも旨味もあるが、素材の邪魔をしない素直な味で、あと味もすっきりしている。化学調味料無添加で、素材の味を損なわない。個人的に、特におすすめしたい調味料で、料理研究家としても何に使おうかと、想像力が膨らむ。

■商品情報
燃えめし(生七味) 石山味噌醤油株式会社
内容量 90g
希望小売価格 200円

4位 しょうが鰹

しょうが鰹

しょうが鰹

「石山燃えめし」と同票で4位だったのが、こちら。免疫力を高め、ダイエットにも効果があるといわれ、ブームになっているしょうがをふんだんに使った商品だ。

しょうがにかつお節を加え、小豆島産の醤油などで炊き込んだもの。体を温め、新陳代謝を高めるしょうがそのものをたっぷり取れるので健康的だ。

食欲増進効果もあるようで、確かに一口試食すると、そのままご飯を一膳食べたくなるような気持ちになる。日本酒との相性もよく、そのまま肴にもできるだろう。

■商品情報
しょうが鰹 安田食品工業株式会社
内容量 46g
希望小売価格 286円

6位 焼鮭あらほぐし

焼鮭あらほぐし

焼鮭あらほぐし

いわゆる鮭フレークだが、天然秋鮭を使い、ほぐし方も粗い。やわらかだが、適度な歯ごたえがあり、食べていて心地よい食感だ。

鮭は完全に鮭を焼きあげているそうだ。それゆえ、香ばしさがあり、食欲をそそる。

メーカー担当者曰く、「大人向けの鮭フレーク」だというが、確かに、三つ葉でも添えて、酒肴にしたり、飲んだときに〆の茶漬けにしたい感じ。

「あらほぐし」の食感と、焼鮭ならではの香ばしさゆえだろう。塩加減も薄めで好ましい。瓶も大きく容量が多いのでお得感もある。

■商品情報
焼鮭あらほぐし 株式会社マルハニチロ食品
内容量 150g
参考小売価格 500円

7位 小豆島で炊いたうまいもん天然岩のり

小豆島で炊いたうまいもん天然岩のり

小豆島で炊いたうまいもん天然岩のり

個人的とても美味に感じた商品がこれ。すきっとした味わいで、かつ風味がよく、べたべたとした甘さもなく、後味がよい。

熊本県天草地方で採れた天然岩のりを、本醸造丸大豆醤油に北海道産昆布のだし、枕崎産かつお節のだしでじっくり炊き上げている。塩味も薄めで化学調味料無添加なので、そのままで十分に旨い。

この商品を作っているタケサンフーズは他にも「小豆島で炊いたうまいでしょうが」「小豆島で炊いたおじゃこじゃこ」なるユニークな名前の商品を出品していたが、いずれも素朴だが風味豊か、かつすっきりとした味わいでおいしい。メーカーとしての姿勢のまっとうさとクオリティの高さを感じた。

■商品情報
小豆島で炊いたうまいもん天然岩のり タケサンフーズ株式会社
内容量 150g
小売価格 350円

8位 ツナごはん 生姜風味

ツナごはんundefined生姜風味

ツナごはん 生姜風味

日本で初めてツナ缶を作ったツナのパイオニア・メーカーが作った、「ご飯に合うツナ」だ。メーカー担当者によれば、通常のツナ缶から一歩進んで新しいツナ商品を作りたかったのだという。

実は日本の庶民が貧しかった戦後昭和の頃、醤油味のツナ缶がよく売れていたという。ただそれだけをおかずにしてご飯を食べていたのだ。そんなイメージをもとに味をさまざまに工夫し、生姜で味を引き締めた。年配の人にはこの商品は懐かしい味であり、また若い世代には新しい味として新鮮に捉えられている。

まるごとバサッとご飯にかけてそのままかき込む、いわゆる「男メシ」のイメージだが、しょうゆとツナという普遍的な味なので、サラダやオムレツなどに入れ、甘辛の和風ツナ味を楽しむのもよい。

■商品情報
ツナごはん 生姜風味 清水食品株式会社
内容量 45g
標準小売価格 150円

9位 妙高めんたいこなめ茸

妙高めんたいこなめ茸

妙高めんたいこなめ茸

長野県の名産としておなじみの、えのき茸を原材料にしたなめ茸。それを明太子風味にしたピリ辛味のものがランクイン。

いうまでもなくともにご飯に合う味。その組み合わせがウケたのだろうか。甘みの強いなめ茸に、辛みと旨味が加わることで、味に複雑さが出ている。

ご飯以外だと、大根おろしと和えるなどするとおいしそう。パスタと和えて、海苔とバターを加えるなどもよいだろう。

■商品情報
妙高めんたいこなめ茸 信濃産業株式会社
内容量 120g
小売価格 220円

10位 食べる! ラー油ザーサイ

食べる!undefinedラー油ザーサイ

食べる! ラー油ザーサイ

昨年からの「食べるラー油」の系譜に連なる商品もランクイン。まだまだこ根強い支持があるようだ。

ただし、「食べるラー油系」といっても、ザーサイ由来のコリコリとした歯ごたえを主に感じる。そこに大豆たんぱくの、ひき肉のよう挽肉のような食感が加わり、辛さも控えめで独特の味わい。

白いご飯以外では、餃子や炒飯との相性は言うまでもなく、メーカー担当者曰く、ラーメンに加えれば、ジャージャー麺風になるという。冷や奴やサラダにかけるだけ、和えるだけで中華風になるのもよい。メーカー担当者のおすすめは、意外なことに、スライスしたバゲットにバターを塗ってその上に載せる、というカナッペ風のレシピ。洋風料理にも合うのである。

■商品情報
食べる! ラー油ザーサイ やまう株式会社
内容量 150g
希望小売価格 300円

レンジで簡単どんぶりすきやき丼 中華丼 牛丼     

レンジで簡単どんぶりundefined牛丼

レンジで簡単どんぶり 牛丼

この手の「丼の素」と言えば、レトルト商品が多いが、本品の最大の特徴は、チルドで流通させていること。他にはない商品だ。

保存料も無添加、フレッシュさが保たれ、素材の味が生きる。メーカー担当者曰く、「レトルトの商品と食べ比べると味は歴然として違う」のだという。

ラインナップは、人気の高い定番の、すきやき丼、牛丼、中華丼の3種。そのいずれもが常温品よりおいしい、となれば、買い手にとっても嬉しいものだ。

ご飯さえ炊いてあれば、電子レンジ(500W)で1分温めるだけ。すきやき丼には水菜を添えるなど、自分でトッピングを加えれば、いっそうおいしくアレンジもできる。

お茶碗一杯分の商品で、小腹が減ったときや受験シーズンの子どもの夜食に重宝しそうだ。

■商品情報
レンジで簡単どんぶり プリマハム株式会社
内容量
すきやき丼の具 100g
牛丼の具 105g
中華丼の具 115g
希望小売価格 各198円

米+1グランプリ 1位から3位はこちら>>


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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