クロスノットはネクタイをあえて崩したように結ぶスタイル
クロスノットの結び方とは
一般的にタイは大剣を結び回して仕上げますが、クロスノットは小剣を使って結びあげます。ノットは小剣がクロスした状態で仕上がります。ドレス感度の高いタイを、あえて崩したように結ぶ際に用いてみましょう。
クロスノットの結び方1
Photo:石井幸久
通常の結び方と異なり、タイの小剣側を長くとり首に掛けます。
クロスノットの結び方2
Photo:石井幸久
大剣の上に小剣をクロスして重ねます。
クロスノットの結び方3
Photo:石井幸久
クロスした小剣を大剣に巻きつけます。このとき大剣を絞って、ディンプルを作っておくのがポイントです。
クロスノットの結び方4
Photo:石井幸久
小剣をぐるりと大剣に巻きつけ、手順02と同じ位置にもってきます。
クロスノットの結び方5
Photo:石井幸久
巻きつけた小剣に指を入れてループを作った状態で、もういちど小剣を大剣後ろ側に回します。
クロスノットの結び方6
Photo:石井幸久
小剣先を首もとのループに上から通します。先程の指で作ったループは、そのままキープしておいてくださいね。
クロスノットの結び方7
Photo:石井幸久
指を挟んでおいたループに小剣先を上から通して引き抜きます。
クロスノットの結び方8
Photo:石井幸久
引き抜いた小剣は、ノットの後ろ側へキュッと引きます。ノットはクロスで結ばれています。ディプルの形を整えながら……。
クロスノットの完成!
Photo:石井幸久
大剣を引いてシャツの襟元にノットを納めます。通常のタイの結び方とは逆の感じですね。
Photo:石井幸久
【関連記事】