ネクタイの洗濯を自宅で! シワのよらない洗い方・干し方

ネクタイを自宅で洗濯することは可能! シルクのネクタイでも大丈夫

ネクタイを自宅で洗濯することは可能! シルクのネクタイでも大丈夫


みなさんはネクタイを洗濯していますか?ネクタイをしないクールビズが増えてきたとはいえ、まだまだ日本の男性は、ビジネスシーンでネクタイを着用することが多いのが現状です。そこで気になってくるのが「ネクタイは洗濯しなくていいの?」ということ。

「ネクタイは洗濯しないもの」とか「シルク以外ならネクタイも自宅で洗濯できる」という考え方もあるようです。しかし、体の正面になるネクタイは実際にかなり汚れているので、ぜひ洗濯して清潔さを保ちたいところ。多くのネクタイがシルク素材でできていますが、シルクのネクタイでも正しい洗い方でやれば自宅で洗濯することが可能です。

筆者は今回ご紹介する洗い方で長年ネクタイを洗濯していますが、シルクのネクタイでも型崩れをしたりシワがよったりすることもありません。
 

ネクタイ洗濯の前準備1:シミを落とす

ネクタイの洗濯前にシミを落とす

ネクタイのシミ落としは目立たないところで変色がないか確かめてから


ネクタイの洗濯前に、まずシミがないかをチェック。よく見たらシミがついていたという場合は、まずシミを落とすことからはじめます。筆者は専用のシミ取りペンを使っています。ただし、長年ついていたシミを落とすという強い作用のあるものなので、まずはネクタイの裏の目立たない部分で変色がないか試してから使用してください。
 

ネクタイ洗濯の前準備2:なるべく広げて洗濯できる場所を用意

ネクタイは洗面台で広げて洗濯をする

ネクタイは広げて洗濯できる場所で洗う


洗面台のように、できるかぎりネクタイを広げて洗うことができる場所に水とおしゃれ着用の洗剤をいれます。
 

ネクタイ洗濯の洗い方手順1:型崩れしないように押し洗いする

ネクタイの洗濯は絞らない。軽く押すように洗う

ネクタイは絞ったりせず軽く押すように洗う


ネクタイを型崩れさせないために、けっしてねじったりせず、力をいれずぎないよう、手で押して洗うようにします。1年洗濯していないネクタイを洗うと、水がかなり汚れているのがわかります。
 
ネクタイの洗濯頻度が開くとこれだけ汚れる

ネクタイを洗濯して出た汚れ

 

ネクタイ洗濯の洗い方手順2:軽く押すようにすすぐ

洗濯した泡をすすぐときも軽く押すように

洗濯したネクタイの泡をすすぐときも力をいれない


すすぎもネクタイに力をいれないように何度か水を替えて泡がでなくなるまで軽く押すようにすすぎます。
 

ネクタイ洗濯の洗い方手順3:すすぎ後、ネクタイを水切りする

洗濯後の水切り

すすぎが終わったら数分その場で水切りをする


ボタボタと水が垂れない程度までその場でハンガーに掛けるなどして大まかに水を切ります。
 

ネクタイ洗濯の洗い方手順4:吸水タオルでネクタイの水を吸い取る

吸水タオルでネクタイの水気を吸い取る

吸水タオルでネクタイの水気を取る


マイクロファイバー製の高吸水タオルで優しく包み込むようにして、水分を吸い取ります。けっしてタオルをネクタイに力で押し付けるようにはしないでください。絞ったりしないことで、ネクタイにシワがよるのを防ぐことができます。吸水タオルは何枚か用意しておくと、効率的にネクタイの水を吸い取ることができます。
 

ネクタイの干し方

洗濯したネクタイは室内や日陰で干す

室内や日陰でネクタイを広げて干す


ネクタイから水が垂れない程度になったら、直射日光が当たらない場所で、掛けるように干します。筆者は室内干しのハンガーに干し除湿器で乾燥させていますが、ネクタイが飛ばない程度の風量で扇風機の風を当てることでも早く乾かすことができます。
 

ネクタイのアイロンのかけ方

自宅で洗濯したネクタイのシワ

自宅で洗濯したネクタイのシワはこの程度


自宅で洗濯して乾燥したネクタイのシワは、上の写真の程度です。菜箸のような長い棒を2本、ネクタイの裏から刺し、ネクタイをピンと張った状態にします。
 
ネクタイをアイロンする際には長い棒でネクタイを膨らませる

長い棒2本をネクタイに差し込み膨らませる


当て布をはさみアイロンのスチームを出しながら、当て布からアイロンを浮かせるようにしてアイロンをかけます。
 
洗濯後のネクタイのアイロンのかけかた

ネクタイをアイロンする際は当て布をしてアイロンを宙に浮かせる


どうしてもシワがとれない場合は当て布にアイロンを接してかけてもいいですが、その際もけっして力で押さえつけることはせずに、軽く滑らせるようにアイロンをかけます。
 

ネクタイ洗濯の仕上げポイント:防汚れスプレーをする

ネクタイ洗濯後に防汚れスプレー

仕上げに防汚スプレーをすると汚れにくくなる


乾燥したら布用の防水スプレー(防汚スプレー)をかけておくと、汚れにくくなります。
 

ネクタイの洗濯機洗いはおすすめしない!脱水はネットを使用して

以上ご紹介したように、ネクタイの洗濯はシルクか否かなど素材を問わず、洗濯機で洗うことはおすすめしません。やはりねじる、ひねるといった力が加わることが、ネクタイの大敵となるからです。

■数秒の脱水だけなら洗濯機も可能
ネクタイの形を整えた状態で吸水タオルに包み、大きすぎない洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水することも、何度か試してみました。30秒くらいまでなら問題はありませんが、やはりシワがよりやすくなるため、その後のアイロンの作業に余計に手間がかかってしまいます。乾燥に時間がかかっても、やはり陰干しの自然乾燥をおすすめします。
 
ネクタイを洗濯機で脱水する際は吸水タオルと洗濯ネットを使う

洗濯機で脱水する際もタオルで包み大きすぎない洗濯ネットにいれる

 

ネクタイを洗濯する頻度は?

これは1本のネクタイの使用頻度によっても変わってきますが、半年から1年に1回は洗濯するようにすると、綺麗な状態を保てるのではないでしょうか。
 

「ネクタイの洗濯」自宅での洗い方・干し方の注意点まとめ

  • 洗濯から乾燥までネクタイをねじらない
  • アイロンをかけるときも力で押さえつけたりしない
この2点を注意することで、失敗なくネクタイを自宅で洗濯できるようになります。はじめて自宅でネクタイを洗濯する方は、細心の注意を払い、自己責任でお試しください。

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