あのKORG nanoKEYが第2世代に、nanoKEY2
とにかくコンパクトなUSB-MIDIデバイスとして人気の高い、KORGのnanoシリーズ。これまでキーボードのnanoKEY、ドラムパッドのnanoPAD、コントロールサーフェイスのnanoKontrolという3種類の製品がありましたが、それぞれがバージョンアップし、nanoKEY2、nanoPAD2、nanoKONTROL2へと進化します。iPadでもCamera Connection Kit経由で使えるということで話題となったnanoシリーズは、この新バージョンでももちろん利用可能です。デザイン的にもカッコよくなった新nanoシリーズは、キータッチなども改善させているようで、より弾きやすく、叩きやすく、操作しやすくなっているようです。
いずれもホワイト、ブラックの2色のモデルが存在しているようです。
ゲーム機風な小型DAWが日本のオンラインゲームメーカーから登場
私自身が、NAMM SHOW 2011に行ったわけではないのですが、いくつかのレポートを見ていて、一番興味を持ったのが、日本のオンラインゲームメーカー、サイバーステップが発表したKDJ-ONEという機材です。見た目がゲーム機風な、このコンパクトな機材ですが、実はこれがまさにDAWに仕上がっており、これひとつでMIDIのシーケンスデータを打ち込んでいくことができたり、搭載されているソフトシンセで細かく音を作り込んでいくことができます。また、microSD/SDHCスロットを搭載していたり、USB、無線LANといったものも搭載しているため、手軽にPCとの連携が可能となっているのも大きな特徴。そしてPCからループ素材(ACIDizedデータ)を取り込むと、それを素材としてループシーケンサとして利用できるなど、かなりいろいろな使い方ができるようになっています。
もちろん、数多くのエフェクトを搭載していて、6つあるトラックで自在に利用することができます。さらにユニークなのはPCとの連携機能です。そう、Cubase、SONAR、LogicといったDAWのプラグインのソフトシンセとして、KDJ-ONEを使うことができるようになっているのです。VSTiおよびAUに対応しており、無線LAN経由でソフトシンセのように使えるというわけです。
そのほかにもさまざまな使い方が可能なこのKDJ-ONEは8月をメドに6万円程度で発売される見込みです。
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