話題のタジン鍋は時短クッキングの王道(3ページ目)

収納とお手入れ重視ならシリコン性も！

ただ1点、タジン鍋に難があるとしたら、収納性に欠けること。そう、その大きな特徴であるとんがり帽子がじゃまをして、収納にかなりのスペースを取るのです。本来なら柄違い、大きさ違いでいくつか欲しいと思うタジン鍋も、その収納性の悪さでガイドも追加購入を断念しています。

そこで登場するのが、シリコン性のタジン鍋。これは、蓋の部分をくしゃっとつぶして収納できるので、セカンドタジンとしてもオススメです。直火にはかけられませんが、電子レンジとオーブンには入れられます。最近はシリコン性のスチーマーが大流行ですが、それと同様、このシリコン性のタジン鍋は、蒸し物にも気軽に使えるので、用途が広がりますよね。

そして何より、食卓に出したときの雰囲気がとっても○！ 通常のシリコンスチーマーは、ピンクやグリーンの鮮やかな色合いのものが多くて、どうしても調理器具の域を出ませんが、このタジン型なら、食卓にそのまま出してもとてもおしゃれですよね。

また、お皿の部分はケーキ型にも使えます。写真はガイドが先日作ったアップルパイ。切り分けて食べて、残った分はタジンのとんがり帽子の蓋をしてテーブルの上に置いておけば、子どもが喜んでおやつに食べます。冷蔵庫にはちょっと入れにくいですが、常温で保存できるおやつなら、こんな容器に入れてテーブルに出しておくのも、おしゃれですよね。

いかがですか、タジン鍋。ひとつあれば、作る楽しさ、食べる楽しさだけでなく、盛りつけや洗い物を減らして、さらに食卓にちょっと楽しい時間を演出してくれます。
ただ時間を減らすだけでなく、こんな「たのしさ感」を暮らしにもたらしてくれる道具は、どんどん積極的に使いたいなあと思うももせです。

タジン鍋のレシピなどについては、「男の料理」ガイドさんの「タジンのレシピとタジン鍋」を参考にしてみて！