子育てママにはやっぱりつらいよ、マンション理事会

マンション

マンション購入したら、いずれ必参加となる管理組合運営

さて、連載のように綴ってきた「マンション理事会日記」ですが、先日1年の任期を終え、マンション管理組合の理事を退任いたしました。

最後の総会の日の前日まで、マンションの出納状況の確認のための領収書チェックが続き、やっと終わった、という感じです。

正直、小さな子供をもつ働く子育てママには、仕事と子育てで手一杯。最後まで理事をやりとげられるかどうか、非常に不安な日々でした。

振り返ってみると、そもそも会議への出席がまず大きなハードルとなりました。
2~3カ月に一回開かれる理事会は、理事達のスケジュール上、基本的に土日や平日の夜が中心なので、子どもは保育園以外に預かってくれるところをキープしないと会議への出席すら難しい状況です。家族・親族が同居・近居だったり、夫が比較的時間の融通が効かせられる仕事ならまだしも、一般的な働く子育てママにはなかなか難しいのではないでしょうか?

一度、どうしても預け先の手配が出来ず、子どもを連れて理事会に参加してみましたが、子どもが騒いで議論に参加できず、また周囲にもかなり気を使わせてしまったので、子連れ参加はやはり厳しいことを実感しました。

それ以来、知り合いや実家の母など、頼める先は総動員して、2カ月前から理事会参加への準備を進めたりもしました。
働く子育てママの制約がいかに大きいか、否応なしに実感せざるを得ませんでした。

管理組合運営への参加は区分所有者の義務?

マンションの管理組合の役員はマンションの規模にもよりますが、数年毎の輪番制が一般的。もちろん、その道に詳しい方や、会社の経営幹部等リタイアして、積極的に役員参加する方がいたりすると、立候補制や役員を一定期間固定にするなどもあるかと思いますが、そういうケースはそれほど多くなく、「回ってきたので来たのでやむを得ず役員を引き受ける」というのケースが多いというのが現状のようです。

先般、裁判所の判決にもありましたが、区分所有者が管理組合の運営に参加するのは義務であり、賃貸にするなどして居住していないために管理組合の運営に参加できない人は、金銭的負担をするというような話も出るほど、管理組合の運営は大変なものといえるでしょう。

次ページで引き続き解説します。